きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

言葉

若松英輔さんの講演「教皇フランシスコの残したもの」に行ってきました

今日12月17日は、 教皇フランシスコの83歳の誕生日だそうです。 先週末の12月14日、四谷の二コラ・バレで行われた 批評家・随筆家でクリスチャンでもある若松英輔さんの 講演「教皇フランシスコの残したもの」に行ってきました。 私はクリスチャンではありま…

2019年11月のおついたち 生命の言葉

こんにちは。 2019年11月のおついたちは3日遅れとなりました。 1~2日は沖縄出張だったのです(このあとアップしまーす)。 さて今月の言葉は、 「父君の にひなめまつり しのびつつ 我がおほにへの まつり行なふ」(上皇陛下) 11月23日は「新嘗祭」(にいな…

「愛を持って、言いたいことを言う」

今日は、昨年通った企業でのフォロー研修でした。 事務局オールスターズ および メンバーのみなさんとの再会がうれしい! 私が大切にしている一つは、 「愛を持って、言いたいことを言う」。 言いにくいこともあるし、 忖度したほうがお得なこともあるけれど…

2019年9月のおついたち

こんにちは。2019年9月のおついたちです。 あんなに暑かった夏が去ろうとしています。 いまのうちにスイカをたくさん食べておかなくちゃ! さて今月の言葉は、 「夕やみの せまる田に入り 稔り(みのり)たる 稲の根本に 鎌をあてがふ」(上皇陛下) このう…

令和1年7月1日のおついたち「白雲の よそに求むな 世の人の まことの道ぞ  しきしまの道」

2019.7.1 こんにちは。 あっという間に令和元年7月のおついたちです。 今月の言葉は、 「白雲の よそに求むな 世の人の まことの道ぞ しきしまの道」 (明治天皇) よそに求むなという考え、 素敵ですね。 自分が変わって行かない限り、 何も変わらないです…

2019(令和1)年6月のおついたち  朝日の光 へだてなく

2019.6.1 こんにちは。 2019(令和1)年6月1日のおついたちです。 今月の言葉は、 「さしのぼる 朝日の光 へだてなく 世を照らさむぞ 我がねがひなる」(昭和天皇) 最近の悲しい事件をふと、思います。 太陽の光のように、 人が人に与える光のことも含まれ…

令和1年5月1日のおついたち「天壌無窮」

令和1年5月1日。 特別なおついたちの言葉は、 「天壌無窮」 (てんじょうむきゅう) (天照大御神) 天壌とは、あめつちのこと。 無窮とは、限度に達することが無いこと。 すなわち、豊かなる永遠の繁栄。 昨日の雨から、光の差す新しい一日へ。 浄化と出発を…

2019(平成31)年4月のおついたち ~令和の時代へ~

2019.4.1 新元号は「令和 」(れいわ)ですね! 私は「礼安」または「安礼」押しでした。 自分の名前の漢字を入れてみただけですが(笑)、 真面目な話、どうしても 「れい」という言葉が使われると 思えてならなかったんです。 (いま書くと、後だしジャンケ…

2019(平成31)年のおついたち「年久しく 風月の移ろひ 見続けし 一本の巨樹に 思ひ巡らす」

こんにちは。 2019(平成31)年3月のおついたちです。 今月の言葉は、 「年久しく 風月の移ろひ 見続けし 一本の巨樹に 思ひ巡らす」 (秋篠宮文仁親王) 植物が勢いづく3月は、 私にとっては年度末というよりも 始まりの月という感覚が強いです。 今月もみ…

「さぞ」は魔法の言葉

2019.2.28 「さぞ」は魔法の言葉。 これを頭につけると、 「~でしょう」 がもれなく付いてくるので、 「さぞ、心配なさったでしょうね」 というように、 相手の心を自然とおもんぱかれる。 「さぞ」(さぞかし) は古めかしい言葉なので 使う人は少ないので…

一つの状況、2つの言い方。選ぶ言葉で未来が変わる。

2019.2.27 一つの状況があったとき、 どういうものの言い方をするか、 そこに本心が見え隠れするし、 与える影響に大きな違いが出るなあと思うんです。 ケース① 毎朝、全員で理念を唱和している、という話をするとき、 「全員に言わせています」と言うか、 …

「様子を見る」は2種類ある?

こんにちは。経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。 「様子を見る」という言葉をよく聞きます。 病気のときではなく、仕事や日常生活の会話のことです。 私も普通に使いますが、 この「様子を見る」には 2種類あるのでは?と考えています。…

「3大 そうは思わない言葉ランキング」 ①万物の霊長、②川上川下、③外科内科

こんにちは。経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。 一般に浸透していても、「私はそうは思わないなあ」という言葉があります。 ということで、今日は私的な 「3大 そうは思わない言葉ランキング~」です。 断トツ1位は「万物の霊長」。 …

「緊張するなと言ってるだろう!」

今日、ふと思い出した話です。 知り合いの方が、あるとき、 中学生の娘さんが出るバスケットボールの試合を 観に行きました。 学校の部活の延長ですね。 生徒たちは見るからに緊張気味。 そんな選手たちに対して 監督が掛けた言葉は――、 「緊張するなと言っ…

2019年1月のおついたち「しづかなる みまつりの朝に 母と立つ 凍てる大地に 初日さしたり」

平成31年 2019年 明けましておめでとうございます。 みなさま一人残らず 喜びに満ちた一年となりますように。 私もそうであるようつとめまする。 今年もよろしくお願いいたします。 1月1日の初詣にて、光を受けて凛と咲いていた梅 2019年1月のおついたちはと…

2018年12月のおついたち 「吹きすさぶ 海風に耐へし黒松を 永年かけて人ら育てぬ」

こんにちは。経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。 2018年12月、 今年最後のおついたちです。 今月の言葉は、 「吹きすさぶ 海風に耐へし 黒松を 永年かけて 人ら育てぬ」 (今上陛下が襟裳岬で詠まれたもの) 耐える黒松を見ながら、 そこ…

2018年10月のおついたち 「楽しきと思うが 楽しき本(もと)なり」

台風24号、すごかったですね。 大丈夫でしたか? 私は夜中1時半ごろまで窓にへばりついて すさまじい雨風を見ていました。 今朝は、台風一過の素晴らしい青空! これだけで幸せな気分になります。 2018年10月のおついたちを迎えました。 神社に置かれた今月…

「目から鱗が落ちた」とき、次にやるべきこと

2018.9.21 ネッツトヨタ南国の横田英毅さんに 聞いたいい話をおすそ分けします。よく講演の後、 「目から鱗が落ちました!」 と言う人がいますよね。 それは良いと思うのですが、 「なぜ、目に鱗が付いてしまったのか?」 「なぜ、付けたままにしていたのか…

2018年9月のおついたち「いかにして まことの道に かなひなむ 千とせのうちの 一日なりとも」

2018年9月のおついたちは、 福井市の佐佳枝廼社(さかえの やしろ)で迎えました。 お詣りのあと、福井ユニオンで講演をし、 さきほど東京に帰って、 言葉をいただきに近所にお詣りしてきました。 今月は、良寛先生の言葉です。*千年のうちで、 たとい一日…

2018年8月のおついたち 生命の言葉

こんにちは。2018年8月のおついたちです。 さて今月の言葉は、 「みがかずば 玉の光は いでざらむ 人のこころも かくこそあるらし」 (昭憲皇太后) 磨かないと玉は光らないように、 人の心もそうでしょう、と。 毎月「もう〇月」と思うのに、 この暑さで「…

2018年7月のおついたち 「渇しても盗泉の水を飲まず  熱しても悪木の陰に息わず」

こんにちは。 2018年7月のおついたちです。 今月の言葉は、 「渇しても盗泉の水を飲まず 熱しても悪木の陰に息わず」 (陸機:中国・西晋の文学者) おっしゃる通りの凛としたいい言葉。 暑さでボーっとしようとも、 人の道からは外れないようにします。 今…

2018年6月のおついたち 生命の言葉

こんにちは。 2018年6月のおついたちです。 東京は青空。カラッと晴れてスタートしました。 今月の言葉は、 「尋常(よのつね)ならず すぐれたる 徳のありて可畏(かしこ)き物を 迦微(かみ)とは云うなり」 (本居宣長。『古事記列伝』より) 意味 : 普…

宇宙は、そこに愛する人がいなければ たいした意味はない ~今ここを生きる~

2018.3.15 昨日、亡くなられたスティーブン・ホーキング博士。 素晴らしい名言を残されています。 「宇宙は、そこに愛する人がいなければ たいした意味はない」。 「ブラックホール蒸発理論」など、 宇宙の理論で世界をたびたび驚かせた博士だけに、 「そこ…

2018年3月のおついたち 神感は清水へ月の宿るが如く 誠ある人の心には 神明感応ましますなり

こんにちは。2018年3月のおついたちです。 今月の言葉は、 「神感は清水へ月の宿るが如く 誠ある人の心には 神明感応ましますなり」 (伴部安崇。江戸の神道学者) この言葉は、神に祈って何のききめがあるのか、 と問う人に対する一つの答え。 月の輝きが、…

2018年2月のおついたち「日はのぼる、旗雲の豊の茜に、 いざ御船行でませや、うまし美々津を」

こんにちは。2018年2月のおついたちです。 今月の言葉は、 「日はのぼる、旗雲の豊の茜に、 いざ御船行でませや、うまし美々津を」 (北原白秋) これは、皇紀2600年を祝って1940年に作られた、 交声曲『海道東征』の一節。 裏面の解説には、下記の…

2018年1月 生命の言葉 「とこしえに国まもります天地の 神のまつりをおろそかにすな」

2018年1月のおみっか(?)です。 今年最初の言葉は 「とこしえに 国まもります 天地(あめつち)の 神のまつりを おろそかにすな」(明治天皇)。 今年は明治維新から150年だそうです。 かの時代に命がけで革命を起こした人が 平成30年の日本を見たら、どう…

2017年12月のおついたち 天地の御恩 日夜に忘れぬは

こんにちは。 2017(平成29)年12月、 今年最後のおついたちです。 今月の言葉は、 「天地(あまつち)の御恩 日夜に忘れぬは 神道のはじめと奉存候(ぞんじたてまつりそうろう)』 (井上正蔵 いのうえまさかね。幕末の神道家) 意味は言葉通り、 天地のお…

講演会 「谷川俊太郎さんが語る河合隼雄」 に行ってきました。

心理療法家・河合隼雄さんの没後10年を記念する 講演会 「谷川俊太郎さんが語る河合隼雄」 に行ってきました。 いまなお、友情で結ばれているお二人です。 会場は目白の学習院創立百周年記念会館正堂。 長く東京に住んでいますが、いまだにアウェーの地は多…

2017年10月のおついたち「丹精は 誰しらずとも おのづから  秋のみのりの まさる数々」

こんにちは。2017年10月のおつたちです。 今月の言葉は、 「丹精は 誰しらずとも おのづから 秋のみのりの まさる数々」 (二宮尊徳) 裏面の解説には次のようにあります。 「精進している人の仕事は、 誰にも見向きされなくても、 時が来れば自ずから結果と…

2017年9月のおついたち「虎にのり かたはれ舟に のれるとも 人の口はに のるな世中」

こんにちは。2017年9月のおついたちです。 今月の言葉は、 「虎にのり かたはれ舟に のれるとも 人の口はに のるな世中(よのなか)」 (荒木田 守武。室町後期の連歌師) 青空! 心の温度が上がります♪ 裏面の解説には 「たとえ虎に乗るとか、 壊れた舟に乗…