こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
今日は、私の好きな銀座が外国人観光客でにぎわっている
という状況を記録しておきます。
目についたほんの一部ですが。
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と、その前に、東京都の調査によると
東京都内における外国人観光客人気ランキングは、
1位 渋谷
2位 新宿・新大久保(新大久保はコリタンタウンが大人気)
3位 銀座 です。
私としてはできるだけ避けたい(迷子になる&あの喧噪が苦手)
渋谷と新宿が堂々の1位2位でした。
3位の銀座は、道が分かりやすいし慣れているし
きれいだし、品があるし、落ち着きます。
なので、打ち合わせや遊びでたまに行くんですけど、
本っっ当に外国人観光客が増えました。
そして、円安の今はこうなってます。
ルイ・ヴィトンとシャネルは、
銀座通りを挟んで向かい合ってるんですけど
いずれも行列ができています。
たまたまこの日がそうだったのではなく、いつもです。
シャネルは並木通りにもあって、そこも行列です。
下はイッセイ・ミヤケ。
こちらは並んでいるのか・いないのか分からないけど
外国人観光客の方々です。
いま、世界中で一番、世界ブランドが安く買えるのは
日本なのでしょう。
日本人の私としては「安い国」になるなんて嫌だけれど。
2024年5月10日の為替レートです。信じられない円安。
大丈夫か?日本。
同日のほかの国はこんな感じ(わからないけど、記録として)
で、なんと銀座通りにこんな不法投棄をする人が現れました。
いまも銀座通りはきれいですよ。
でも、誇り高き銀座にこんなゴミを捨てていくなんて!
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ただですね。
私は、外国人観光客が日本の首都・東京にたくさん訪れるのは
いいことだと思っていて、むしろ遅いくらいだと感じます。
私が1992年ごろ留学したニューヨークなんか、
住んでいる人も観光客も、人種のるつぼでした。
あらゆる国の人々が街を闊歩していたんです。
東京だって世界の都市なのに、
当時はほとんど外国人が歩いていませんでした。
おかしくない? これでどこが世界の都市なの?
その頃から私はこう思っていました。
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外国人観光客が増えた大きな理由が
「円安」だったら悲しいし悔しいけれど、
単に安いというだけで外国旅行を選ぶことって
実はあまりないんじゃないかな?
ほかの価値や魅力で選ぶ人がほとんどでは?
また、日本の観光業が産業として
一目置かれるのはいいことです。
実は、GDPに占める日本の観光業は
わずか2%に留まるんですが、ポテンシャルは高い。
トラベルボイスの記事によると
世界旅行ツーリズム協議会のジュリア・シンプソン氏は
日本の観光業のGDP貢献度は、
2033年までに3534億ドル(約50.5兆円)
全体の8%を占めると予測し、
雇用者数も670万人に増加すると見込んでいる。
※1ドル143円でトラベルボイス編集部が算出
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そんなわけで、外国人観光客の波は、
これから地方にも文字通り波及していくでしょう。
この波はきっと止まらないし、
止める必要もないと思います。
2024年 春の銀座は、ちょっと胸が痛みつつも、
ようやく世界の都市っぽくなってきたなあと
思わせる光景が至るところに見られました。