きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

PENTASの「観光実践マネジメント講座」最終回

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

昨日は、PENTAS YAMANASHI
(山梨県立大学を中心に学生と社会人が学ぶ講座)の
「観光実践マネジメント講座」最終回でした。

 

 

全8回のうち半分は、
実践マネジメントにかかわる
さまざまな基礎や事例などを私が図解し、

もう半分は素晴らしいゲストに登壇いただきました。

島根県「さぎの湯温泉 竹葉」女将・小幡美香さん
宮城県「南三陸ホテル観洋」女将・阿部憲子さん
石川県「宝生亭」女将・帽子山麻衣さん
旅とクレーム対応のプロである高萩徳宗さん。

これがもう、有料級のいい話ばかりでした
(実際、有料なんですけど)。

ゲストのみなさま、本当にありがとうございます!

講義と並行して、
30年間、記事を書いてきた立場として、
学生さんのレポートチェックにも力を入れました。
私はただ「単位を取る」ためだけに
レポートを提出するのではなく、
「自分の頭で考え、自分の言葉で伝えられる人に」
と願います。
そこで、毎回しつこくアドバイスを続けたところ、
回を重ねるごとにレポートのクオリティが向上。
それは感動的であり、私自身の張り合いにもなりました。
 
 
途中、グループディスカッションも行いました。

満足と感動について、YouTubeにも撮っています。

www.youtube.com

 
~  ~  ~

 来期(今秋)も引き続き同じ講座を受け持つことになりました。
社会人枠はどの地域の方でも参加いただけるそうです。
オンラインで毎回アーカイブも残ります。
ほかにもいろいろな先生方の講座があるので、
近くなったらまたアナウンスさせていただきます!
https://www.pentas.yamanashi.jp/
 
PENTAS YAMANASHI「観光実践マネジメント講座」
担当教授の杉山歩先生、ありがとうございます。
参加してくれた1期性の方々とは
オンラインで直接のやりとりは叶いませんでしたが、
いつかどこかでお会いしましょう。
当講座が小さくとも灯となれますよう、心から願って。
 
 
講師で経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
 

平等と公平まぜるな危険

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

YouTube
【瀬戸川礼子の幸せに働き生きるヒント】114回目は

まぜるな危険シリーズの第8弾

「平等と公平 まぜるな危険」がテーマです。

 

www.youtube.com

 

平等と公平
これまた似ている言葉ですが、かなり違います。

子どものころから知っておきたかったくらい
違いを知ることがとっても大切な概念です。

 

左が平等、右が公平。めちゃめちゃ分かりやすいAngus Maguireさんのイラストも紹介・解説させていただきました。

Interaction Institute for Social Change | Angus Maguire
https://www.storybasedstrategy.org/the4thbox


~  ~  ~

ではここからは「おまけブログ」です。

 

性悪説で考えるとー-

この動画は、全体を通して 「性善説」
に基づいて語っています。
私が性善説でものごとを見る性質だからです。
全く性悪説で考えないというわけじゃないけれど、
だいたい性善説でとらえています。

ですが、もし、
平等や公平を性悪説で考えるとー-

平等=怠け者がおいしい思いをする
公平=働き者が損をする
そんな事態もあり得るでしょう。

というか、実際あるんですよね。
いい会社でもそれは起こりますので、
問題に気づいたら改善、気づいたら改善を
繰り返していくわけです。

で、性悪説のリスクマネジメントも大事なんですが、
それによって保守的になるのもよくない。
私は性善説で幸せに近づくほうを選びたいです。

問題があれば改善していけばいいのだから。

 

規模によって不満度は異なる

規模が大きいほど目が届きにくくなるので、
不平等や不公平に気づきにくくなると思います。

例えば国は大きすぎるから、
何をやっているかわかりにくいですね。

それでずるい政治家が増えてしまうのかなー?
いざ気づくと、すんごい不平等や不公平が
横行していて驚かされたりします。

例えば、1回も国会に出ていない議員に、
年間2000万円超が支払われていたり。

一方、会社はそこまで大きくないので、
自分と誰かを比べやすく、
不平等や不公平を感じやすくなります。

これが家族なら、もっと小さい集団だから
なおさら感じやすいんじゃないでしょうか。

規模によって平等と公平に対する敏感さは
変ると思うので、要注意ですね。

※大きいからごまかしていいわけでは
 決してないのですが。

 

平等のほうが簡単だから……

以前、被災地でこんな話を聞きました。

100人が避難する体育館に、
80個のお弁当が届きました。
ボランティアの志です。

でも20個足りず平等に行き渡りません。

ここを管理していた町の担当者はーー、
お弁当を配らず、廃棄したそうです。

なんか……、どっと疲れる話でした。

一律で行う平等は、やるのは簡単ですが、
違いを調整する公平は、やるのが困難です。

この担当者は、
簡単な平等を選び、公平を捨てたのです。
「平等に捨てる」という選択肢が悲しすぎました。

 

手をつないでゴール?

これは前に見て唖然としたニュースです。

ある幼稚園の運動会では、
同じ幼稚園児で1位の子とビリの子が出るのは
不公平でかわいそうだ、という理由で、

みんなで横並びに手をつなぎ、
全員が1位でテープを切ったそうです。

ほのぼのした話題として取り上げられていましたが、
いや、全然、ほのぼのしないんですけど。

これは平等でしょうが、
めちゃめちゃ不公平じゃないですか?

もともと1位の子の才能は無視ですか?
もともとビリの子はそれで喜びますか?

子どもをばかにしてるんじゃない?と私は感じました。

平等を教える方法はほかにあるはずです。

もし会社でこれをやったら、
優秀な人は転職を考えるかもしれません。

前述の「働き者が損をする」になってしまいます。

私の考えでは、行き過ぎた平等の典型です。

 

~  ~  ~

 

平等と公平。

とても広く、とても深く、

なんとも難しい話です。

 

全ての人にとって完璧な

平等も公平もないと思いますが、

それでも、2つの違いをちゃんと理解して

最善の策を選んだり、つくったりしていくのが

人間の知恵ではないかと思います。

 

私もまだまだ思考が追いつかないので、

これは引き続き考えていきたいテーマです!

 

ぜひご覧ください(^^)

 

冬休みやYouTubeライブがあったので、
久しぶりの編集動画づくりを楽しみました。

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

「背水の陣」と「無知の陣」と。

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。


今日は「背水の陣と無知の陣と」というお話です。


取材で日本全国津々浦々、
いろいろな会社を訪ねてきましたが、
その多くで聞いてきた言葉があります。

 

「大変だろうが何だろうがやるしかなかった」

これは要するに「背水の陣」です。

 

語源は、海や川を背にして陣を立てることで
万が一、失敗したら水に溺れて滅亡する……。
一歩も引けない絶対絶命であるという覚悟で
戦うということです。

会社の場合は、いまこれをやらなければ
倒産してしまうとか、ダメージが大きすぎる
という状況の中、覚悟して事に当たるわけです。

選択肢がない、やるしかない状態だから
かえって力が出る、強いわけです。

 

そしてまた、

「こんなに大変だとは知らなかったからできた」
と、言ってみれば「無知の陣」もあります。

これは私、覚えがありまして、
高卒の学歴で挑戦した中小企業診断士試験がそれです。
こんなに苦しむと分かっていたらできなかった……。

旅館の女将さん取材でもよく聞きます。
こんなに大変なら結婚しなかった(笑)。

こういうときの無知って強みになるんですよね。

 

あと、
「好きなことをやるのがいちばん強い」
という「好きの陣」もあります。

好きなことは時間も忘れてできてしまいますから
そりゃ強いですよね。

 

さらには、

「何となくやったら成功しちゃった」
という「運の陣」も耳にします。

いろいろな要素がうまく結びついたのでしょうが、
それを呼び寄せるだけの人物なのだとも思います。

 

で、この4つの陣(背水の陣以外は勝手に命名)。

すべてに共通するものがあるのですが、

何だと思いますか?

 

 

それは「始動の陣」です。

思ってるだけではなく、

実際に始動したということなんです。

始めなければプロセスも結果もないですもんね。

 

すべての陣のきっかけは、始動の陣。

始めれば、始めただけの未来がやってくると思います。

 

あなたは何の陣で行きますか?(^^)/

 

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子

恐怖の正体をつかむ! 警備会社社長・八木陽一郎さんとの対話

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

今年最初のYouTube【幸せに働き生きるヒント】のライブ。

警備会社ユニティガードシステム社長
八木陽一郎さんをゲストにお迎えしました。

 

 

 

今年から新シリーズ「人生MAP」を始めます。
私はインタビューが大好きで、
人生の話がこの上なく好き。
楽しすぎるので、これをみなさんと
シェアしたいと思ってきました。その願いをここで叶えます。

ロゴ、考えてみました。

 

1回目のゲストは、ホワイト企業大賞の委員同士であり、
警備会社ユニティガードシステム社長の八木陽一郎さん。

 

 

いや~。本当に記憶に残る夜となりました。

理由は2つあるんですけど、

一つはもちろん、八木さんの話が素晴らしかったからです。


国立大学の教授だった八木さんは、
父の会社の経営危機に際し、
経営学の博士として建て直しに乗り出します。
ところが……。


八木さんの等身大の人生MAPには、
勇気や発見や希望があります。

 

【八木さん語録】

・恐怖の正体をつかまえた

・試練が人生をノックした

・心と現実がつながる

・幸せは、出来事の良し悪しでは決まらない


「有料級」と言って全く過言はありません。
ぜひ繰り返し聞いていただけたらと思います!


30分あたりから、本筋の話になります。

 

~  ~  ~

 

で、ここからはおまけブログです。

先ほど書いた「記憶に残る夜」の
もう一つの理由ですがーー、

 

どーして私は やらかしてしまうの?!

 

編集動画のときはいいんです。ちゃんと配信してます。

でも、ライブなるとやらかしてしまうのです。
これまでライブは9回やっているんですが、
初回以外は何かしらやらかしています。

・照明が暗すぎ、音が悪すぎ、
・予約機能が作動しない、
・住所の書かれた封筒を見せてしまう、などなど

そして今回は、カメラの向きが…(涙)

※音声は聞けます! 11分ごろ改善しています!

 


収録機器として使っているスマホ本体のカメラの向きを、
私が縦に固定していたので、
YouTubeの収録でも縦画面にしかならないことが判明。
思わず八木さんと顔を見合わせる図。

 

「しょうがないな~」という感じで笑ってくれる優しい八木さん。
 人様の本を台座にしてるのがバレバレ。すみません。
 私、笑ってますが、内心すっごい反省してます(涙)

 

~  ~  ~

 

カメラの向きのどたばたで、
八木さんの琴線に触れる素晴らしいお話の
腰を折ってしまい申し訳ありません。

不幸中の幸いは、
話の肝である「恐怖の正体をつかむ」に入る前に
カメラのドタバタは終わっており、
最も大事な話はじっくりみなさまに聞いていただける
ということです。せめてもの救い。

※動画30分くらいからが本筋の話です!

 

【八木さん語録】

・恐怖の正体をつかまえた
・試練が人生をノックした
・心と現実がつながる
・幸せは、出来事の良し悪しでは決まらない

ほか、たくさんのお話が詰まった動画です。

www.youtube.com

 

~  ~  ~

 

収録の後、小一時間、八木さんと雑談しまして、
これがまたいい時間でした。

私がうれしかったのは、八木さんが
「逆に自分が瀬戸川さんにインタビューしたい」
と、いろいろ聞いてくれたことです。

こう言ってくれる人はほぼいないんです。

私自身はインタビューするのが大好きですが、
「インタビューしたい」と言われて悪い気はしません。


・各地の取材先の人と交流が続くのはなぜか?

・たくさんの取材を通して気づいたこととは?

・なぜ人間の話に興味があるのか?

 

あまり聞かれないけど大事なことを聞いてくれて、
共感してくれて、話のピンポンもできて、
収録後の1時間もすてきな時間でした。

 

八木さん、本当にありがとうございます。

またのご出演時を楽しみにしています!


YouTuberで経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 

チャンネル登録お待ちしています(^^)

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子

第9回 ホワイト企業大賞の表彰式を開催しました!

 

こんにちは。ホワイト企業大賞委員で
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

第9回 ホワイト企業大賞の表彰式と
ホワイト企業フェスタ2023が、
1月14日に学士会館で開かれました。

受賞企業のみなさま、おめでとうございます!

ホワイト企業大賞

 

 

3年ぶりにリアルとオンラインの
ハイブリッド開催ができて、楽しい一日でした。

 

終了後に委員で記念写真。
早く帰られた人、タイミングが合わなかった人とは一緒に撮れずに残念でした。

 

 

ここに集うのは、
「社員の幸せと働きがい、社会への貢献が大切だ」と、
その価値観に共感し合える人たちです。

ホワイトwayを歩まれる企業のみなさん、
事務局、サポーター、委員たちが、
窓口や司会やファシリテーション、音響に配信、
スピーチなどなどを務めます。
たくさんの内輪の力で成り立っているのでした。

 

表彰式の後は、ダイアログ(対話)を行います。これがホワイト企業大賞の特徴の1つでもあります。

 

2年連続で大賞受賞の
iyell (株)窪田光洋さんと社員さん(左のお三方)と
委員の萩原典子さん(右)と一緒に。

 

iyell (株)さんは、5年連続でホワイト企業大賞に応募され、
昨年と今年は「大賞」を取られています。

一般的に一度、大賞を取ったら、
もう翌年は応募しませんよね?

でも、イエールさんは大賞を取ったとしても、
私たち委員会が提唱する「組織の健康診断」を
受け続ける姿勢なのです。
第三者の視点を取り入れ、自分たちに合う賞に
応募していく。その成績は幹部評価につながるのです。
「本気で」いい会社にしたいという思いが伝わります。

 

 

大賞企業イエールさんへのコメントを私、
述べさせていただきました。

イエールさんのさまざまな素晴らしい面の中から、
①愛、②文化、③本気さの3点をお伝えしました。

 

社長の窪田さんにはこの後、
20分間のミニ講演をお願いしました。

普通は、事業をよくするために会社の文化をよくする
という順番で考えると思うのですが、

イエールは「文化づくりのために事業をやっている」と。

どちらが正しいかではなく、
そういう新しい視点があるのだということです。
また、私は文化のために~という発想は
実に人間を尊重する考えで、とても美しいと感じました。

本当に素晴らしいミニ講演でした。

 

 

委員の横田英毅さん、西泰宏さんのスピーチも素晴らしかったです。

 

「ホワイト企業wayは進むべき方向ですから、
 到達点はありません。
 目的というのは到達しないんです。方向ですから
 (※どこまでも進んでいく特性があるということ)。

 対して、目標は達成できたか、できなかったかという
 到達点があります(※ 例えば売上目標など)

 ホワイト企業wayは進むべき方向ですから、
 大賞を取っても、その先がいくらでもあるわけで
 だから一緒に勉強していきましょう!」(横田さん)

 

 西さんのお話は、こちらホワイトアカデミーがおすすめ! 

 

委員の米澤さんからひとこと。
ホワイト企業大賞では、共に学ぶ仲間を集っています!

 

HPはこちら

 


長時間があっという間に過ぎ、
話ができなかったな〜と思う人が
毎年たくさんいます。そこは残念ですが、

ホワイトカンパニーwayの仲間が
増えていることを如実に感じられる
貴重な場であることは確かで、
いつも心強く感じるのです。

 

今年の会場は神田の学士会館でした。
委員はみな「いい会社を増やそう」という精神で
ボランティアで行なっていまして、
企業からいただく応募費用は、訪問時の交通費や
この素敵な会場費などに当てられます。

 

この扉の向こうに未来がありました。

 

委員になって9年。次はいよいよ第10回です。

2023年5月以降、応募が始まります。
ぜひご一緒しましょう!

ホワイト企業大賞

 

ホワイト企業大賞委員で
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 

チャンネル登録お待ちしています(^^)

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子

PENTAS YAMANASHI の「観光実践マネジメント講座⑦2022秋」を行いました

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

昨日は、講師を務めていますPENTAS YAMANASHI
(山梨県立大学を中心に学生と社会人が学ぶ講座)の
「観光実践マネジメント講座」7回目でした。

 

 

この講座は、高付加価値がテーマの一つでもあるので、
7回目は異業種のさまざまな事例を紹介しました。

 

製造業からサービス業まで、
私はいろいろな業界での取材歴が
約30年と長くなってきまして、
事例はさまざまお伝えできます。


私は常々、
製造なら製造、観光なら観光というように、
同業者が同業者の見学をするだけでは
もったいないのではないかと思ってきました。

異業種からの学びは、
先入観が緩和されるので新鮮な目が持てたり、
だから大切なことが発見できたり、
視野が広がったり、
メリットが大きいと考えています。

 

 

7回目ではほか、
書き手である私の特性を生かせるものとして
一人一人にレポートのアドバイスをし、
マネジメントと管理の違いをお伝えし、
グループワークも取り入れて、
あっという間の90分でした。


飲み込みのいい受講生さんたちで、毎回楽しいです。
次回は最終回。
さみしいですが、最後まで惜しみなくお伝えしていきます!

 

講師で経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子

採用のミスは教育ではカバーできない

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

私は30年間、いろいろな会社の取材をしてきたのですが、

いい会社の取材などで、

何度か聞いてきた言葉があります。

 

それは、

「採用のミスは教育ではカバーできない」。

 

端的に言えば、

新卒なら学歴ばかり重視するのでなく、

中卒なら即戦力かどうかばかり重視するのでなく、

双方ともに自社の目指す方向性と相性がよいかどうか、
人柄がどうか、も大事になるというわけです。

 

もちろん例外はあります。

採用した当初は失敗したと思ったけれど、

あきらめずに接し、寄り添い、教育していったら、

素晴らしいリーダーになったというケース。

 

また、適性を見ないで採用しているけれど、

さほど問題なく経営している会社もあります。

 

 

しかしこうした話よりも多く聞くのは、

人柄に目をつぶって能力主義で採用した結果、

「方向性(理念や目的)にまったく共感せず、

 周りのやる気をそぐ人を採用してしまった」

というものです。

 

もうちょっと具体的に書くと、

性格にかなり難のある人を採用し、

教育もせずにすくすく悪い面を成長させた上、

こともあろうにリーダーにしてしまった会社があります。


いじめられる後輩たちは次々と辞めていくのですが、

そのリーダーは後輩より仕事ができるため
(自分を脅かすような、仕事のできる後輩をつぶしていく)

辞めてほしいけど、辞めてほしくない……。

そんな状態になっている会社もあるのです。

 

~  ~  ~

 

いい会社は、採用の失敗を避けるために、

・自社の方向性を明確に設定し

・インターンの期間を相当 長く取ったり

・性格診断テストをしたり

・読書感想文を書いてもらったり

・内定前から合宿やイベントに招待したり

・みんなで共に育てていく覚悟があったり

・会社独自の精度の高い質問項目を持っていたりします。

(ほかいろいろやっています)

 

 

私は社員のクビには原則反対です。

採用した側には責任が伴うと思うからです。

 

が、そうはいっても、

会社にダメージを与え続ける社員や

全く貢献しない(しようとしない)社員を

雇い続けねばならない状態がよいとも思えません。

 

日本は社員が守られていて、

クビにしずらい社会でもあります。

 

労働基準法
第十六条 解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、
社会通念上相当であると認められない場合は、
その権利を濫用したものとして、無効とする。

 

そんな背景があるので、

お互いのためにも採用はほんっと大事なのです。

 

せっかく長い時間と大金と心をかけるなら、

お互いに気持ちよく成長できる同士がいいはずです。

 

採用のミスは教育ではカバーできない。

 

例外はあるにせよ、心に留めておきたい言葉です。

 

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子

北島三郎ファイナルコンサートで涙、涙

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

昨年の話ですが、これを書いておかないと。


2022年12月7日に行ってきたのです。

 

芸道60周年
北島三郎  明治座ファイナルコンサート


ファンの方々に混じってお邪魔した感じでしたが、
自分があんなに泣くとは思いませんでした。

 

~  ~  ~

 

10月だったか、11月だったか、
さぶちゃん(と敬意を持って書かせていただきます♪)の
最後のコンサートが行われると知り、
一度、生で舞台を観ておきたいと思ったんです。

 

気づくのが遅くて3階席しか取れなかったけれど
観られてホントよかった。

 

やはりね、日本中どこに行っても知らない人がいない
超有名な歌手のコンサートって、楽しいんですよ。

 

なぜそう言えるかというと、ずーっと前にも
西城秀樹さんのコンサートに行って、
レイコ、カンゲキ!だったからです。…なんかすみません( ´艸`)

そのときのブログはこちら。

setogawa015.hatenablog.com

 

~  ~  ~

 

で、さぶちゃんのコンサートへ。

社会科見学の感覚だったんですが、
猛烈に感動しました。

 

さぶちゃんは終始、可動式の椅子にお座りでした。
頸椎の手術や足の骨折を経験されたそうです。
この姿を見せるかどうか、悩まれたかもしれません。
けれど、いろいろな思いの結果、
最後の、3日間のステージに出演することにしたそうです。

歌の多くは弟子の歌手のみなさんの
サポートが必要でしたが、
さぶちゃんはいい声なんだなあ……。

弟子のみなさんは声量オバケというくらい
声が通って全員すごくうまいんですけど、
さぶちゃんの声は慈愛深いというか、
声を張り上げなくても染み入るものがありました。

 

 

また、弟子たちを大切に思う気持ちも伝わってきました。
弟子が持ち曲を歌うコーナーがあったり、
さぶちゃんが弟子の大江裕さんをからかう場面が
何度もあったんですけど、愛情が伝わってくるから
ほのぼの見られました。

 

西城秀樹さんもさぶちゃんも、
あれだけ有名人だとヒット曲は全部知っているし、
テレビで数えきれないくらい見ているから親近感があるし、
ファンの方々と同じ会場にいると、
いかに愛されているかが感じられてじーんとしました。

 

また、経営ジャーナリスト・中小企業診断士として私が感じたのは、
お二人とも自分を経営されていた、ということです。

会社の社長は別の人が担っていたわけですが、
お二人は、自分の才能をひたすら育てていた。
時代に乗れるように人一倍努力、研究し、
たくさんの人を喜ばせ、ファンの人生の張り合いにもなり、
かつ、スタッフとその家族の生活を背負っていた。


さぶちゃんのレコードが売れて、コンサートが大盛況で、
テレビにたくさん出れば
スタッフの生活も安定し、誇りにもなったでしょう。

 

つまり、会社の経営と同じなんです。
有名人は、自分自身が商品兼サービスそのものとして
貢献したり、ときに君臨したりする。

もちろん一人ではここまで出来ないと思うので、
たくさんの方々の協力があってこそでしょうが、
基本的には、本人の人気にかかっているわけです。
光っていればいるほど陰は濃いと思うので、
とてつもないプレッシャーではなかったかと思います。


すべての人の人生がそうだけれど、
「誰も変わることができない」という重さは
人一倍ではなかったでしょうか。

 

~  ~  ~

 

【ちょっと横道:個人的なびっくり話】

一部と二部の間に休憩がありました。
その間、3階席の壁に立っていたら、
なんと!美瑛のワーケーションで出会ったKちゃんに
「礼子さん⁉」と声をかけられてびっくり。
Kちゃんは北島三郎さんの娘の水町レイコさんと友だちで、
レイコさんが二部で司会をされたので観に来ていたんです。
しかも3階席の同じ列でした。
私が立っていなければ、
そして Kちゃんが気づいてくれなければ
同じ空間にいても気づかないままでした。
まさかこんなところで会えるとはびっくりしたし
なんだかうれしかったです。

 

~  ~  ~

 

さて、コンサートに戻ります。

さぶちゃんは、最後に「まつり」を歌ってくれました。
かつて、紅白歌合戦でこれを聞くと、年越しでした。
この日は、生でまつりを聞けたので、私はその時点でもう、
年越しが終わっていました(笑)。

 

さぶちゃんは、まつりのエンディングで大盛り上がりの中、
「ストップ、ちょっと止めて、止めて」と言って
途中でエンディングを止めさせました(演出)。

私の専属オーケストラだから、
何でもやってくれるんですよ(笑)と。

(オーケストラまで持っていたのか~)

 

実はもう一曲あるんです、と。


今回、私は明るく振舞っているけれど、
これがファイナルコンサートだと思うと、
実はね、何とも言えない気持ちなんですと。

そして、

会場のみなさんも私にとっては北島ファミリーです。
このファイナルコンサートのために(だと思う)
感謝とお別れの曲をファミリーのみなさんを思って
つくったから聞いてくださいと。

 

いままでのありがとうという思いー-
さようならという思いー-
お元気でという思いーー

さぶちゃんも涙、お弟子さんたちも涙、
私の通路を挟んで隣のおじいさんは、
「さぶちゃん、ありがとー----!」と
遠い3階席から枯れた声で、精一杯、叫ばれました。
右となりのおばあさんも「ありがとねー」。


いやあ、何十年も応援してきた歌手の最後の晴れ姿を
見送る気持ちってどういうんだろう。

さぶちゃんと一緒に仕事をしてきた人の気持ちって
どういうんだろう。

飲み屋の流しから始まって、芸道60年、
最後の大舞台でスポットライトを浴びる気持ちって
どういうんだろう。


いろいろ感じ入って、私はほぼ号泣。

 


店じまいするときに、
何を最も優先させるかー-

答えはないけれど、
さぶちゃんのコンサートから、


感謝の気持ち
ファンに対して弟子たちをどうぞよろしくという祈念
弟子に対して自分たちでがんばっていけという親心
会社経営として舞台を成功させるという思い
年を取った姿をファンに見せる等身大の気持ち
舞台でのみんなとの思い出づくり

などを勝手ながら感じました。


さぶちゃん、心に残るファイナルコンサートを
ありがとうございました。

コンサートはこれで最後とおっしゃっていましたが
引退はしないとのことですので、
これからもどうぞお元気でいらしてください。

心に残る時間を過ごさせていただきました。
感謝。

 

 

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子
旅館の女将さん55人の人生哲学。
おかみ3巻の表紙-文字大.jpg

第99回 箱根駅伝。日本橋で応援しました!

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

実は、昨日の1月3日

初めてリアルに箱根駅伝を観ました。

選手たちへ🏃声援を沿道から送らせてもらいました。

 

本当は、新春バーゲンをお目当てに、日本橋に行ったのです。
が、地上に出ると、大変な人混み。

そうだ、駅伝だ! 

 

 

運良く、これから選手がやってくるタイミングだったので、

ここはバーゲンより駅伝を優先することに。

 

見晴らしのいい日本橋交差点に移動して、

人生初の駅伝応援をしました📣

 

 

あと20分くらいで1位のランナーが来そうだ

という時点で沿道に並んだんですけど

4列目くらいに陣取ることができました。

後ろから、毎年、来てるっぽい人の声がして、
「去年より多いな」とのことでした。

 

私、普段スポーツはほとんど観ません。

テレビでも全然、観ません。

でも、東京マラソンは毎年沿道で応援しています。

昔むかしの子ども時代、よく走っていたからかな。

走るっていいですよね。

 

駅伝も実際、見ると楽しくて、

ぶっちぎり首位の駒大から最後の走者まで

精一杯、手をたたいて応援しました。

 

駒大のアンカー。各所から「はやっ!」という声が聞こえました。ほんと「はやっ!」
総合優勝おめでとうございます!

 

法政は毎年10位前後の気がしましたが、

今年は7位で健闘していました!

私は大学はどこにも行ってないんですけど、

大学院は法政を出たのでちょっとうれしいです。

 

また、55年ぶりに出場した立教大のアンカーには、

ひときわ大きな拍手が起きたように感じました。

 

 

一生懸命 走る姿っていいなあ!

 

 



~  ~  ~



 働く人々① SECOMの警備員さん

 

 働く人々②  黄色いジャンパーの走路補助員の方々

 

 働く人々③ 白バイ隊員

たくさんの人々のサポートで成り立つ駅伝ですね。

 

そして思ったのは「一生懸命」の大切さ。

一生懸命だから人は応援したくなるし、

一生懸命だから人は感動する。

一生懸命の先にはきっといい未来がある。

私もがんばろう、と。

 

新春からさわやかなエネルギーを感じました!

いい一年にしましょう(^^)/·*:☆..。o♬*゚·*:☆..。o♬*゚·*:☆

 

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 

こちら

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子

2023年1月の言葉 新年を迎えて

 
2023年、新しい年を迎えました。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

あっという間に1月4日、
新年のお祝いの言葉は
喪中なので書きにくいのですが、
 
365日後に振り返ったとき、
今日からの2023年がどなたにとっても
平和で幸せな年でありますように!
 
↑ 実家の本棚です。平和を祈って。
 
 
では、毎月恒例のおついたちで手にする、
神社に掲げられていている2023年1月の言葉をご紹介します。

「ともどもに 平らき代を 築かむと
 諸人のことば 国うちに充つ」(上皇后陛下)

 天皇・皇后を引き継がれた平成間もない頃、
「平和な時代を築こう、という人々の言葉が国中に充ちています」
と詠まれた句です。

令和になるに当たり、
平成天皇はお言葉でこの句を取り上げられ、
胸がいっぱいになられたご様子には、
こちらの胸もいっぱいになりました。

それから令和に変わりーー、
昨年タモリさんが「徹子の部屋」に出演された折、
「来年はどんな年になると思いますか?」と聞かれて、
こう答えられたそうです。
「新しい戦前になるんじゃないですかね」

この話は主にTwitterで話題になりました。
具体的に「新しい戦前」が何を指すのかは
明言されませんでしたが、
そうだなと頷いている自分がいました。


戦前を知らない世代でも、
戦前の空気は言いたいことも言えない閉塞感が蔓延し、
平和と真逆であったことは容易に想像できます。

平和を尊ぶなら平和ボケしていてはいけない。

声をつぐまず、声をあげなければならない。

2つの言葉からそんなことを思うのです。

ということで今年もよろしくお願いします^ ^

 

今年はもっと言いたいことを言っていこうと思う、
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

こちら

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子