2019年10月7日。
モンテネグロのコトルへ。
モンテネグロは旧ユーゴスラビアの一つで、
人口約60万人の小さな国です。
要塞の頂上に上る途中でひとやすみ。美しい。
左の大きな客船に乗ってきました。お邪魔しております…。
旧市街の都市コトルは世界遺産の街。
城壁に囲まれた様は、いま思い出すと、
ちょっと『進撃の巨人』に似ていたかも。
船が着いて観光客が降り立つ時間帯。
予約客や引き抜き客を待つ観光タクシーのドライバーさんたち。
コトルで一番の思い出はレストランです。
仲間の一人が、コトル在住の方と日本でご近所さんだったそうで、
来るならレストランでご馳走するよと。
コトルの思い出のレストラン「Bastion3」
ところが行ってみると
ご馳走してくれる方は出張で不在(前から決まっていた予定だそう)。
つまり、自分は同席しないのに、
ありのりとその友人である私たちが
たらふく飲み&食べたお金を、
払っておいてくれるというわけです。
わお、なんて粋な!
これは、ありのりがそれだけ大切に
人間関係を築いていたということでもあって。
お二人ともありがとう!
リゾット2種の盛り合わせ。イカすみと海老。
ソテ
実はコトルでは、
カフェとTシャツ店と化粧品店に入ったのだけれど、
いずれもあからさまに冷ややかな目を向けられて、
私は悲しかった。
けれどこのレストランでは、
コネクションのお陰もあって歓迎してもらい、
美味しいご飯をいただきながらみんなと語り、笑い、
幸せを味わえました。
オーナーとテキーラを一気飲みした友達も。
すっかりリラックス。気づけば3時間が経っていました。
ヨーロッパに出れば、アジア人の私はマイノリティ。
だからこそ気づけることもあります。
日本で同じ目に遭っている外国人は少なくないだろうから、
温かな眼差しを向けようって心に刻みました。
また、遠く異国の街にコネクションがあったことの
有り難さを感じつつも、
その前に尋ねたお店を思い出し、
コネクションがなくたって優しくしたらいいよね、
という想いも持ちました。
自分の国では体験し得ないことに遭遇した、学びの街でした。
旅人の瀬戸川礼子でした。
◆2019年10月に行ってきました
イタリア~クロアチア~モンテネグロ~ギリシャ
の旅ブログは下記をご覧ください。
イタリア・ベネチアの「メストレ駅」とスーパー「SPAR」
https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201910article_2.html
イタリア・ベネチア本島ひとり旅 ~迷宮・ラビリンス~
https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201910article_4.html
イタリア・フィレンツェひとり旅
https://76653926.at.webry.info/20191016/index.html
イタリアのベネチアングラス発祥の地「ムラーノ島」へ
https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201910article_7.html
イタリアのカラフルでキュートな「ブラーノ島」
https://76653926.at.webry.info/20191018/index.html
クロアチアの世界遺産の都市・ドブロブニク ~魔女の宅急便の舞台~
https://76653926.at.webry.info/20191021/index.html
ギリシャの美しい高級リゾート「サントリーニ島」へ
https://76653926.at.webry.info/20191025/index.html
ギリシャのカタコロン(オリンピック発祥の地)
https://76653926.at.webry.info/20191027/index.html
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