こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
これは春に完成した、くぐり刺しのふきんです。
ちょっと面白いことがありました。
ある夜、食の仕事で海外移住を控えていた友だちが
「明日空いてる?」と連絡をくれました。
その時、私がチクチク刺していたふきんは完成間際。
「あ、なんか、これをあげたい」と思いました。
いつもシックな色の服を着ている彼女が、
こんなカラフルなふきんを好んでくれるかな?
でも、どうしても贈りたい。
すぐ刺し終えて、
洗濯&アイロン&ラッピング。
翌日が来て、
ふきんを手にした友だちは、
しばらく無言で眺めています。
ん〜やっぱり色が好みじゃなかったかな…?
と思ったら、こう言うんです。
「びっくりして固まってた。
なぜわかったの?
これ昔から大好きな色合い」
えっ! そ、そうなの?♡
彼女が指さす小さなピアスは、
よく見ると、ピンクと水色。
本当はこういうカラフルな色が大好きだったのです。
二人とも、ぶわ~っと鳥肌を立てました。
この配色は、
私が刺すときに「楽しそう」と選んだものなのに、
初めから彼女のための色だったかのようです。
それに、電話をくれたタイミングもぴったりでした。
ありませんか? こういうこと。
ちょっと不思議だけど、なんか納得してしまうこと。
神さまが、小さないたずらを
ふふふと楽しんでいるみたいなこと。
裏面です
で、これが起きる時は、
たとえこんな小さなことでも、
人生から祝福されているときだと私は思うのです。
さまざまな出来事を糧にして、
海の向こうで新しい人生を歩み出した彼女は、
人生の意図という名のバリアに
守られているようかのようです。
先日、出会いの地・美瑛で、
共通の友だちから現地での様子を聞けて、
ふとこの話を思い出しました。
元気でいてね。
いつか、また会おう!