きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

戸隠神社の太々神楽と中社~火之御子社へ

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

長野市赤十字奉仕団の年次大会で、
「3000人超に取材した記者が学んだ幸せ7カ条」
という講演を行った折(そのブログはこちら)。

宿坊「お宿 富岡」さんに滞在し(ブログはこちら
戸隠神社めぐりの機会もいただきました。

このブログでは、戸隠神社めぐりをつづります。

~  ~  ~

早朝6時10分 
宿坊から徒歩1分の階段前に到着。
いまから宝光社まで270段の階段を登ります!


この日は9月15日。
毎月15日に「戸隠神社 宝光社」で行われる
「太々神楽」(だいだいかぐら)の日と幸運にも重なり、
それを見に向かうのです。


「いってらっしゃーい」と見送ってくれた狛犬(妄想)

 

が、がんばる(笑)

途中、なだらかな女坂に誘われますがーー、階段で行きます!

 

 

到着です!

 

戸隠神社の太々神楽(だいだいかぐら)は長野県指定無形民俗文化財です。
「戸隠」の由来でもある「天の岩戸開き」にまつわる踊りが
十種類も次々と舞われる、見どころのある神事です。

神事なので写真撮影ができないため
下の一枚は戸隠神社の公式HPからスクショさせてもらいました。


十種類の舞のうち「巫女の舞」や「吉備楽の舞」は、
滞在先の宿坊のお孫さん(小学生)も、
上手に一生懸命に踊られていてとっても微笑ましかったです。
また、全国的に人口減の中、これからも脈々と未来につないで
いかれるのだなあと想いを馳せました。

 

~  ~  ~

 

朝8時半ごろ宿坊「お宿 富岡」さんに戻り、
ひときわ美味しい朝ごはんをいただいて、

「鏡池」に連れて行っていただきました。


晴れていると、山のさらに向こうに戸隠連峰が顔を出し、
それが池に映り込んでそれは美しいそうです。紅葉も見事だとか。
この日は晴れ女の面目躍如とはなりませんでしたが、
靄がかかる景色もなかなかいいものでした。

 

 

続いては、奥社の参道口へ。奥社はこのずーっと先です。
午後に講演が控えていたのでこの日は行きませんでした。

 

上の写真、左に向かうと戸隠森林植物園があります。
この植物園は昭和天皇が気に入られ、予定時間を過ぎて滞在されたそうです。
次はぜひ植物好きの私も行ってみたい!

 

 

戸隠神社は五社が点在する大きな神社です。

 

こちらは中社の奥に流れる滝です。
ザーザーと勢いがあり、浄化されているかのよう。

 

中社の神さまは天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)。
天照大神が岩戸にこもってしまった際、
「どうすれば岩戸を開けられるだろう?」という作戦会議の
議長をつとめられた知恵の神さまです。

 

最後は火之御子社(ひのみこしゃ)へ。
主祭神は天鈿女命(あめのうずめのみこと)で、
私がいちばんかっこいい!と思っている女性の神さまです。


なぜ、かっこいい!かというと、
恥を捨てて世の中を救った女性だからです。

天照大神が岩戸に隠れてしまったとき、
踊り手でもあった天鈿女命は、着物がはだけるほどに舞いました。
それを見た男の神さまたちはわいわい大騒ぎ!(人間と同じ 笑)

その騒ぎが岩の中まで漏れ聞こえ、
天照大神は「なんじゃ?」と、戸を少し開けたーー、

その時、すかさず岩戸をがしっと掴み、
天照大神を引きずり出したのが天手力男神(あめのたぢからおのかみ)でした。

要するに、天鈿女命が身を張って踊ったことで
太陽(天照大神)は復活したのです。

 

現代に置き換えると、
身を張るというのは、身体の話だけではありません。
社会のために忖度なく語る言論もその一つです。
社会のために時間を惜しまず何か行動することもそうです。

なかなかできないことだと思いませんか?

~  ~  ~

 

戸隠のご案内、心からありがとうございます!

この後、長野市赤十字奉仕団の年次大会で講演を行いました。
奉仕団の信条の一つに「陰の力となって奉仕する」があります、
「陰徳」ですね。

人間の陰徳と、神さまの陰徳。
それぞれを心に留めて活動していきたいものです。
素晴らしい長野出張となりました。感謝·*:☆..。o♬*゚·*:☆..。o♬

 

講師で経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

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