バングラデシュのグラミン銀行と雪国まいたけの合弁会社
「グラミン雪国まいたけ」の共同最高経営責任者・佐竹右行さんの
講演会に行きました(それいゆ主催)。
http://www.maitake.co.jp/csr/
グラミン雪国まいたけは,バングラデシュで、
もやしの原料・緑豆を大量生産するシステムをつくりました。
立ち上げから現在まで、わずか3年で8000人もの農民が参加し、
2000トンを収穫。貧しいバングラデシュの農村に、
雇用と収入増の機会を創出しています。
ノーベル平和賞受賞者でグラミン銀行創設者のムハマド・ユヌスさん
に認められた佐竹さん。
20年間の野村証券勤務などの経験を活かし、
社会的価値の高いビジネスをされています。
「目の前に倒れている人がいたら助けるのが普通でしょ。それと同じ」と。
貧しい国でビジネスをするのは、豊かな国以上に困難を極めると思います。
それでも強い心でやり遂げる、佐竹さんの情熱に、私は胸を打たれました。
日本の自給率にも貢献する仕組みです。
もやしは日本で作られていますが、原材料の緑豆は100%輸入だそうです。
うち90%は中国産です。グラミン雪国まいたけで豆をもっと作っていけば、
万が一、中国から入らなくなっても、バングラデシュから豆を仕入れられるので、
もやしを食べることができるとのことです。
詳しくはぜひこちらをご覧ください。 http://www.maitake.co.jp/csr/
一番上の写真、 佐竹さんが手にしているのはバグラデシュで栽培された緑豆。 私が持っているのは、その種でつくられた「もやし」です。
来月から日本で新発売されます。見かけたら買ってくださいね♪
緑豆です。
緑豆を少し分けていただいたので、育ててみます。
佐竹さんは「もっとたくさん取ってください」と
言ってくれたのですが、
大切な豆なので、7粒だけもらいました。育ってね
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。