こんにちは。ジャーナリストの瀬戸川礼子です。
バングラデシュやネパールといった発展途上国で、 バッグやストールなど、自社オリジナルのものづくりを行ない、 日本で商品販売している会社がマザーハウスです。 将来はパリやニューヨークでの展開も目指していらっしゃいます。 http://www.mother-house.jp/
社長の山口絵理子さんにはお目にかかっていないのですが、 『情熱大陸』http://www.mbs.jp/jounetsu/2008/03_16.shtml にも紹介されたのでご存じの方も多いでしょう。
アジア最貧国のバングラデシュに2年間滞在し、 何かできないか…と考えた末、現在の事業が生まれました。
現地工場に何度も裏切られ(翌日行ったらもぬけの殻だった…など) それでもあきらめなかった山口さん。
ゼミの先輩だった山崎副社長という力強いパートナーを得て、 現在ではスタッフにも恵まれて、日本で6店舗を展開中です。 http://www.mother-house.jp/shoplist/
バングラデシュの現地自社工場との絆も育み、 これからぐんぐんと伸びていく会社だと感じました。
こちらの動画で山口さんのインタビューをご覧いただけます。 スタッフの方がおっしゃっていたように、「普通の女の子」に見える点が かえって、「すごい」と思います。肩の力が抜けている人は素敵です。 http://www.shachotv.jp/presidents/show/124
店内にバングラデシュの現地スタッフさんが紹介されています。 経営学修士を持っていたり、英語も堪能、論理的思考に長けていたりー。 慶応を出て、ゴールドマンサックス証券に勤めていた山崎副社長も 「僕なんかよりずっと優秀です」とおっしゃっていました。 (もちろん山崎さんはとっても優秀で頼もしい方です)
秋の新作。花びらをモチーフにしたバッグです。 これは女性向けですが、男性向けのデザインバッグも豊富で おしゃれなものがたくさんありました。
一緒に行った高須香奈さんと。 「水の和」という会社の代表。
この写真、副社長の山崎大祐さんは とっても恥ずかしがっていらっしゃいました(笑)。
バングラデシュのスタッフが、山口絵里子さんの誕生日に 贈った革のバースディカードが壁に飾られていました。
バングラデシュの工場はセル生産方式といって、 1人または少人数で一つのバッグを完成させるため、 バッグに対する愛着や仕事の誇りややりがい、 いろいろな楽しさを感じてもらえるとのことです。
マザーハウスの工場で働く方々は、よそより3倍の給料です。 安く雇おうという思いではなく、一緒にやろうという心ですよね。 また毎日、朝礼を行ないますが、バングラデシュでは極めて 珍しいのだそうです。一人ひとりが大切な「会社の一員である」 という考えがあるからこそ、朝礼も行なわれるんですよね。
私はネパールでつくったという絹の白いストールを購入。9450円。 繊維を残したデコボコ感がかえって肌に優しく、いい気持ち。 季節も問わず、光沢も美しくてとても気に入りました(写真は自宅で)
自分や人のためにいいことをしている人・会社は 輝いていますね。スタッフもみなさんもニコニコと(*^_^*) 楽しそうでした。応援しています!
おすすめの山口絵理子さんの著書です。 「君はなんでそんなに幸せな環境にいるのに、 やりたいことをやらないんだ」と、バングラディッシュの人が 自分に問いかけているような気がした。
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