こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
1月21日、
汐留塾の「ザ・リッツ・カールトンのレジェンダリーサービス 2009」
「パネル・ディスカッション」が終わりました。
今回はディスカッションの司会をさせていただき、
それはそれは幸せなひとときでした。
まずは、リッツカールトン本社の副社長ダイアナ・オレックさんによる
3時間の熱いセミナー。肩が痛くなるほど夢中でペンを走らせました。
続いてのパネルディスカッションでは、
ダイアナさん、
リッツカールトン日本支社の高野登さん、
沖縄教育出版の川畑保夫さん、
ブロックスの西川敬一さんの素晴らしいパネラーの方々がご登場。
司会者として素晴らしいお話をうかがい、
この同じ空間を共有できたことは光栄の至りでした。
西川さんもご自身のブログhttp://www.doit-fun.jp/blog/kimagure/
で汐留塾の様子をさすが分かりやすく書かれていらっしゃいますが、
同感です。
情熱の強さ。
パネラーのみなさんは自分が目指すことを信じきる力をお持ちでした。
「信じきる力」です。そして、「行動し続ける力」です。
ダイアナさんはおっしゃっていました、
「するか、しないのか」 どちらかしかないんだと。
「優しさ、思いやり」こそが人として最高のものなのだと。
リッツカールトンは顧客満足や社員満足を高めるための手法を
多面的にいくつも持っていて、それはとても科学的です。
ビジョンを共有する方法、人材の採用方法、運営方法、感性を高める方法、
なんでもそろっています。優れたマニュアルがあります。
しかし、マニュアルが人や会社を動かしているのではありません。
それを動かすのは人の情熱や優しさや思いやりなのです。
パネラーのみなさんは、それぞれの目指す道を、
笑顔で楽しみながら歩き続けられていました。
眉間にしわを寄せた形相ではなくて、
「挑戦」を「楽しみ」に変えて、信じたことを「実践」されている。
どなたも最初からスーパースターだったわけではありません。
でも、「こうしたい」「こうなりたい」と信じて行動に移してこられた。
しかも爽やかに、肩ひじ張らずに。
なぜ、これほど自然体なのだろうと考えてみたのですが、
一つのヒントは、相手の幸せを本当に自分の幸せと感じている
からなのかなということです。
「私はここまでやってあげたのに」という私欲がないから、
たとえうまくいかなくても苦々しく思うことがなく、
ほかの迂回路を探しながら、鼻唄を歌いながら、
また歩き続けられるのではないでしょうか。
見習いたいです。
人として素敵な方々から漂うポジティブオーラを
胸いっぱい吸収させていただき、幸せを実感しました。
「仕事をしている」というよりも「仕事をさせていただいている」と
素直に思いました。「生きている」というよりも「生かされている」と。
あなたに必要なことですよと、何かがこの場を与えてくれたのだと
思います。
汐留塾の事務局のみなさま、参加してくださったみなさまにも
心よりお礼申し上げます。
講師で経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。