きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

南三陸~塩釜の旅 2023 ~五十鈴神社を初参拝~

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

先週末は、毎年恒例、南三陸~塩釜を訪ねる旅に行ってきました。

11月17~19日。
南三陸の定宿は、ホテル観洋
会いたい人がいて、楽しい観光と深い学びがどちらもできる。
本当に豊かな時間がそこにはあるのです。

 

スタッフの阿部智恵さん(左)
女将の阿部憲子さん(左から2人目)、私、友人、
スタッフの伊藤俊さん(右)と一緒に。

 

今回は、女将の阿部憲子さんと
YouTube対談もさせていただきました。
有事の心構えや取り組みは、
全ての人に聞いておいてほしい話です。

  こちら

 

10階の客室です

これはホームページから。今年は珍しくカモメが来ませんでしたが、
例年はよくカモメが遊びにきます。

 

露天風呂の写真もホームページから。志津川湾が見下ろせ、朝日も望めます。

 

海の幸

 

この日は、月2回行われるスターパーティがありました。
星空案内人の方々がホテルの屋上に置かれた望遠鏡で、
月・木星・土星(雲隠れで見えず)を見せてくれます。

国際宇宙ステーションも肉眼ではっきり見えました。
速い速い。案内人の方に教えてもらうわないと、
あれが国際宇宙ステーションだとはわからないので、
初めて目視できて感激でした。

なお、この案内板はホテルスタッフの手作りだとか。
星空案内人の方々もうれしいですよね。


翌朝は必ず「震災を風化させないための語り部バス」に乗ります。
この日の語り部は、伊藤俊さん。
1時間かけて被災地を巡り、様々な話を聞かせてくれます。
これまで10回以上乗ってきましたが、

今年は「助かることの重要性は言うまでもないけれど、
助かった後にどうするかの重要性もすごく大事だ」
ということを強く感じました。

伊藤さんは、家族はご無事でしたが家は被災されました。
替えの下着もなかったし、
生まれたばかりの子どものおむつもなかったと。

助かった後、人が生きていくためには
モノも必要ですし、避難所や地域のルールも必要です。

助かって終わりではない。
そのことを今回は強く感じました。

何度乗っても学びがある。
ほんと一人でも多くの人に乗ってほしいバスです。

 

前日、標高20mの五十鈴神社に連れて行ってもらいました。
13年間、毎年南三陸に通って名前を聞き続けてきましたが、
ついに来ることができました。

この五十鈴神社には、戸倉小学校の全員が助かった場所なんです。

本来は、屋上が指定避難場所でしたが、
地元育ちの女性の先生が、
「屋上は駄目です。山に逃げるべきです」と意志を貫き、
校長先生もその声を受け止めたのです。

もし屋上に避難していたら、子どもたちも先生も全滅でした。
津波は3階建ての校舎をざぶんと飲み込んだからです。

www.mkanyo.jp

 

~  ~  ~

 

南三陸を後に、1時間南下して塩釜へ。
ここは「お寿司の街」。向かうのはもちろんこちら。

すし哲です! 「握る手にこころ」の通りのお寿司です。

 

口福なランチで満たされた次は、
陸奥国一之宮の「鹽竈(しおがま)神社」へ。
七五三びより。女の子も男の子も可愛らしかった。よき人生を✨

 

紅葉と。自撮りはほぼしないので、
撮ってくれる方がいるとありがたいです。

 

鹽竈神社の、私の大好きな御神木。友だちと一緒に。

 

鹽竈神社は高台にあって、素晴らしいお庭の向こうに街が見えます。
でもねえ、あのマンションが邪魔なんです。
毎年、景観条例があったなら…と思う私なのでした。

 


~  ~  ~

塩釜の旅、最後は、
こちらも必ず寄らせてもらう「矢部園」さん。

 

経営者のやべっちこと矢部さんは、
出張で会えませんでしたが、
スタッフさんが親切に対応くださいました。

お土産は、矢部園のおいしいお茶で間違いなし。

 

今年も素晴らしい旅をありがとうございます。
来年もまた、参ります。

https://www.youtube.com/channel/UCSFQ8xQk3ccevyHIJxMavDA

www.youtube.com