こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
今日のテーマは
「10cmだけ背伸びしたら見える世界」です。
全力で嫌がるほどじゃない。
でも、好んでやりたくない。
そういうことって、結構ありますよね。
~ ~ ~
昨夜は、そのテーマでYouTubeライブを行いました。
テーマを思いついたきっかけは週末の同窓会でした。
卒業して15年。ビジネススクールの仲間が集まったのです。
これがもう、めちゃめちゃ楽しかった♪
私は、受講生にもなるし、
会社や団体などでは研修講師もするので、
両方の気持ちが分かるなあ、と思いました。
それで今回のテーマ。
「10cmだけ背伸びしたら見える世界」です。
全力で嫌がるほどじゃない。
でも、好んでやりたくない。
避けられるなら、避けてしまうけれど、
避けられなくて仕方なくやってみたら、
案外よかったこともあるんじゃないでしょうか。
例えば、私が研修講師として話し合いをしてもらう場合は、
次の理由で行います。
◆インプットだけではなくアウトプットも大事
→①自分の意見を持つ、②わかっていないことに気づく
◆アウトプットし合うことが大事
→ 同じ話を聞いても違う視点があることに触れ、
自分の視野が広がる。
◆他者の意見を聞くことによる内面の気づきが大事
→ 他者の ①深さ、②鋭さ、③優しさに感動することもある。
これが、自分の人間力を見つめ直す機会になり得る。
◆そのほかの副次的効果に期待
→ ①共通の知り合いや趣味が見つかる、②情報交換など。
◆社会人としての良いふるまいに気づいてもらうことも大事
→ 同じテーブルに座った人に、あいさつはおろか、
会釈すらしない人がいる。社会人としてどうなの?
◆集中を切らさないように、という工夫
→話し合うというアクションによって集中力が保てる。
研修の話し合いって、
全力で嫌がるほどじゃないけど、好んでやりたくない
と感じる人は、きっと少なくないと思います。
でも、10cmだけ背伸びしてやってみると
こんなに見えてくる世界が変わるんですよ、
と私は思っています。
~ ~ ~
この話は研修に限りません。
どこかに出かけていくとき、
新しいことを始めるとき、
習慣を改めるとき、
いろいろな場面で言えることだと思います。
「ごめんなさい」が言えない人にとっては、
それを言うことが10cmの背伸びになるでしょう。
「助けてほしい」と頼めない人にとっても、
それを言うことが10cmの背伸びになると思います。
初めて、一人で映画に行くとき、
初めて、一人旅をするとき、
言えなかった悩みを打ち明けるとき、
資格にチャレンジするとき、
なんでもそうです。
10cmだけ背伸びしたら見える世界は、
すぐ近くで待っていてくれると思います。
私は…、早寝早起きかなあ……(笑)。
瀬戸川礼子でした。