きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

「人形町 今半」の透明性ある経営 ~アルバイトも年次計画発表会に参加OK~

 

昨日2021.02.05、
初のclubhouseルーム
「ぐいぐいやらないリーダーシップっていいよね」
終わりました。
 

一緒にお喋りしたコンサルタントの柴田照恵さんは、
話が的確な上に楽しく、安心感抜群。
 
そしてなんと、すき焼きで有名な人形町今半
経営者・高岡慎一郎さんも参加くださり、
せっかくなので急遽、
スピーカーとして出ていただきました。
 
ぐいぐいやらない高岡さんが快諾くださったので、
あの場で語られたとってもいい話を一つご紹介します。
 
 
【学生アルバイトも年次計画発表会に参加】

人形町今半さんは、
学生アルバイトを含めると1500人の大所帯。
 
正社員からアルバイトまでその全員に対し、
高岡さんは毎年、直接、
数字を含めた年次計画を発表するのです。
 
普通、こういう場では、
パートさん、まして学生アルバイトは部外者扱いで、
参加しないのが当たり前になっていますよね。
 
業績を知られて、言いふらされたら嫌だ、
と考える会社が多いからだと思います。

でも、人形町今半さんは違います。
 

会社で働くすべての人に
会社の思いと考えを伝えるため、
毎年、12~13回に分けて、
同じ発表会をされるのです。
 
お店が何店舗もありますし、
働くシフトも異なるので、
1500人すべてが一堂に会することは
できないからです。
 
12回も13回も行なったら、
時間だけではなく会場費もかかります。
 
経営者の高岡さんも大変です。
 
でも、同じ方向を目指すために行うのです。
 
これはまさに
☆目的の共有化
☆情報の透明化

学生アルバイトの立場で、
会社の年次計画が聞けるチャンスは
そうそうないでしょう。
 
私も10~20代の頃に、
喫茶店、デパート、物販店、飲食店で
アルバイト経験がありますが、
会社の年次発表会に出るなんて
あり得ないことでした。
そういう場があることすら知らなかったです。
 

人形町今半さんでは、
年次計画発表会に参加し、
会社から信頼される感覚を体験できます。
 
学生やパートさんの中には、
「ありがとうございます!」と言って
帰って行かれる方もいるそうです。
 
なんかわかるな~。
すごくうれしいんじゃないかなと思います。

人形町今半さんは、
第6回ホワイト企業大賞の特別賞「こころある経営賞」
を受賞されています。

すき焼きやしゃぶしゃぶの味も抜群ですから、
ぜひご利用ください。
 
コロッケなどのテイクアウトも人気ですし、
東京駅などで売られているすき焼き弁当も評判です。
 
~  ~  ~  
 
初めてのclubhouse
あっという間の1時間15分でした! 
てるちゃん、高岡さん、
そしてご参加くださったみなさま、
ありがとうございます♪
 
今半さんのすき焼き食べたい💗
 

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。