「女性がたくさん入っている
理事会の会議は時間がかかります」
「(女性のことを指して)わきまえている」
などと発言した森喜朗氏。
いかに時代遅れの考えか、
いかに女性に対して無礼で、
いかに国際的に恥ずかしいことかーー、
本人は、立場を守るために、
頭では理解したようですが、
心からごめんなさいとは
思っていない感を受けます。
日本はジェンダーギャップ指数(男女格差)
121位の、世界的な後進国。
そんな日本で、
長年、エライ人として生きてきた
83歳の男性の考えが、
いまさら変わるとは思いません。
その点では全く期待していません。
ただ、私は「変わらない」ことによって、
一つだけ期待していることがあります。
一つだけ期待していることがあります。
国際的に注目される立場の人が
この手の発言をすればするほど、
世界から叩かれ、呆れられ、
それが日本国内で報道されたり、
拡散されたりします。
カナダ代表の元 女子アイスホッケー選手で、
4大会連続の金メダルを獲得した方です。
↑ なんて書いてあるかというと、
「朝のビュッフェで、この男性を絶対に追い詰めます。
東京でお会いしましょう!!」
東京でお会いしましょう!!」
ありがたい…。
こうした数々の意見や報道によって、
「許されないんだ」と
理解していく人が日本国内に増えていきます。
心で「ダメなんだ」と感じる力はなくても、
頭で「ダメそうだ」と保身として理解はできる。
すると、少しずつ、少しずつ、
日本のジェンダーギャップもましになっていく。
私が期待するのは唯一、この点です。
なので反面教師として、
なんならもう一回くらい失言してもらって、
「女性と男性は平等なんだ」
「女性を低く見るのは許されないんだ」
「めちゃめちゃ恥ずかしいことなんだ」
と、日本中に知らしめていただきたい。
一人の日本人女性としては、以上です。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子およびデビル・レイコでした。
【clubhouse 本日!】
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