30年来の友だちと再会し、豊かで楽しい時間を過ごしてきました。
彼女は、「大好き」という某デパートで長年、働いています。
感性やコミュニケーション力がピカいちなので、
どの場所でも必要とされ、大切にされる人財だと思います。
主に接客をされてきましたが、
過去には電話オペレーターを5年間、経験していて
その話はとても興味深いものでした。
そのデパートには絶え間なく、老若男女から電話がかかってくるそうです。
10人以上いるオペレーターが取る本数は、一人当たり1日100~300本!
当然ながら、電話に出るまで、クレームなのか、お褒めの声なのか、
相談や質問なのか、まったく分かりません。
また、それらの電話はバラバラにさばかれていくはずです。
けれども、
クレームをより多く取ってしまう人と、
好意的なお客さまからの電話をより多く取る人と、
驚くほど分かれるそうです。
どうやらそれは日ごろの姿勢にあって、
物事を暗く解釈する人は、暗い電話を取る確率が高く、
物事を明るく解釈する人は、明るい電話を取る確率が高い。
ラジオのチューニングみたいに、
(潜在的に)好む電波をキャッチしてしまうらしく、
電話の点灯ボタンをポンと押す前から、
どんな内容の電話を誰が取るかは、あらかた決まっているみたい、
と言っていました。
私はこういう話、うん分かる!って思います。
喜べば、喜びが喜びながら喜びを連れてくる
悲しめば、悲しみが悲しみながら悲しみを連れてくる
むかしからこんな言葉がありますが、
まさにそれを体現した友だちの話でした。
貴方はどんなことにチューニングを合わせますか?
ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。
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