きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

「できる」と「正しくできる」はちがう


できる」と「正しくできる」は違う。


これを身をもって実感したのは、
スポーツジムで筋トレの個人レッスンを受けたときです。


それまで私は、
適当な腹筋なら100回くらいできたのですが、
先生に習う腹筋は10回が限界。


姿勢、呼吸、目線、
力の入れ方と抜き方、一回にかける時間。
すべてが違うのです。


たった10回なのに、
翌日の筋肉痛は自己流の100回よりも強烈で、
プロと素人の違いをまさに “痛感”したのでした。

 


「ウォーキング」のレッスンもスタジオで受けてみました。
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腹筋と同じで、プロは何から何まで違います。


たとえば、普通の人は前足を出した反動で歩きますが、
プロは後ろ足を蹴り上げた勢いで歩く。


すると、見た目に美しいうえに、
歩きながらシェイプアップもできてしまうのです。
ただ 「歩く」 ことがこんなに奥深いなんて!

 


要するに!

できる」と、「正しくできる」は、

まっっったく違うのです。


見回すと、いろいろなことが当てはまります。

・掃除

・料理

・収納

・洗顔

・笑顔

・靴磨き

・洗車

・アイロン

・手紙を書く

・名刺を手渡す

・段取り

・電話掛け などなど

これらも、腹筋やウォーキングと同じことで、
いまさら教わらなくても「できる」ことです。
でも、「正しくできる」とは限らないんですよね。


素人が何も工夫しないで、
その方法をずっとやり続けている間、
プロはもっと効果の高い方法を見つけて、
同じ時間を何倍もお得に過ごしている。

人生って、
別に創意工夫をしなくても生きていけるけれど、
創意工夫の数が多いほど、
限りある時間が濃くなっていく――。


プロに教わったトレーニングは、
私がのぞんだからいいものの、
のぞまなかったら、ほぼ拷問に近い(笑) キツさでしたが、
さすがはプロですね。
効果てきめんの上に、一生使える気付きをくれました!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。