チョコレートのGODIVA (ゴディバ)。 得意客ではないけれど、名前とロゴの由来が好きです。
ゴディバは、11世紀に生きたイギリスの伯爵夫人の名前。
美しく、強く、真の優しさのある女性でした。
レディ・ゴディバは、夫である伯爵がかける重税で、
領民が苦しんでいることに心を痛めていました。
そこで、幾度となく、夫に減税を求めます。
うんざりした夫は言いました。
「お前が一糸まとわぬ姿で馬に乗り、町を走ったら、そうしよう」。
伯爵はきっと、これであきらめると思ったのでしょう。
けれども、ゴディバは領民のために、この条件をのみました。
話は、またたくまに民衆まで届きました。
翌朝、民衆はレディ・ゴディバに深い敬意を表し、
裸の彼女を見ないよう、
窓のカーテンを閉めて過ごしました。
ゴディバの熱意に折れ、伯爵は税を下げました。
ゴディバのロゴマークが馬に乗った裸婦なのは、 そういうわけなのです。
ハッピー・バレンタイン
ジャーナリストの瀬戸川礼子でした♪
旅館の女将さん55人の胸の内、 『おもてなしの原点 女将さんのこころ』
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