北海道講演旅行の最終日は、苫小牧商工会議所でした。
ホテルニュー王子を会場に、
約80人の方々に お集まりいただきました。
ありがとうございました！
同ホテルの方もご参加くださいましたが、
私が副編集長を務めていた頃の『週刊ホテルレストラン』を持参され、
見せてくれました。
この号は10年前、ホテルニュー王子の開業特集号。
「瀬戸川さんの名前がほら、ここに」
と目次を開いて見せてくださり、
懐かしさと有り難さでいっぱいになりました。
僭越ながら、
リクエストを受けて雑誌にサインさせていただきました。
セミナーの後、
「オーディオブックを作られたらどうですか？」
と 言いに来て下さった方もいらっしゃいました。
セミナーの音声をデータ提供する、というものです。
まだまだ…と思いつつ、
そういうご提案をくださったことは励みになりました。
帰りの苫小牧駅で、
「先生」と声をかけられました。
もしかして私？と思って振り向くと、
ご参加くださった女性です。
前述のとおり、大人数いらしたのですが、
席に着かれる様子をたまたま見ていて、
なんとなくシンパシーを感じ、 覚えていました。
そういうことってありますよね。
待っていてくださったのか、
偶然お会いしたのか分かりませんが、
「本当に感動です。来て良かったです」、
とご感想を聞かせてくださいました。
「いま会社の改善中で悩みがありましたが、
やってみようと思います」と 言ってくださり、
私も冥利に尽きることでした。
しかも、途中で流した
「ヨリタ歯科クリニック」のオリジナルＤＶＤも
（了解を得て流させていただいているのですが、
創業精神が溢れる 感動の７分のストーリーです！）
素晴らしかったと涙ぐまれ、私もちょっともらい泣き。
感動の涙が流せる一期一会。
どれほどありがたいことでしょうか。
この方はもちろんのこと、
すべての方に言えることですが、
出会いの確率、
そのタイミング、
一つひとつが奇跡だと思うのです。
「さようなら、お元気で」
じーんとした思いで手を振り合い、
苫小牧を後にしました。
２日目の赤平でも、
ご参加くださった同じ法政ＯＧの女性が、
私がホテルに帰る前に
「今日は参加して本当によかったです」
とメールをくださりうれしく思いました。
芦別や深川でも
一期一会の出会いをたくさんいただきました。
最後の苫小牧では担当の方にわがままを行って、
「樽前山神社」へ寄ってもらい、
今回の仕事のお礼参りもできました。
４泊した滝川の「ホテル三浦華園」の
女将さん三浦公子さんには、
車で半日観光を楽しませていただいたり、
本当にお世話になりました。
すべての任務を終え、飛行機に乗ると、
はっとするほど美しい真っ赤な夕焼けが
窓の外に広がりました。
やがて、座席の窓のちょうど正面に、
大きな一番星がきらきらと瞬き始めました。
出会った方々が、より輝かれますように。
～ありがとうございました～
講師で経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
