きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

なぜ中小企業診断士に? 14.最も悔しい負け方

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です

 

中小企業診断士になるまでの道のりをつづるシリーズ14回目。



受験4年目となった2003年は、

 

人生って甘くない。そう思った年でした。。。

 

2年目で1次に初合格。3年目で2次敗退。



なんとか這い上がり、また1次試験から再出発をした年。

 

あろうことか、いきなり1次試験で敗退してしまうのです。

 

しかも、最も悔しい負け方でした。




各受験校が発表する配点表で採点すると、
 
私の総合点は合格ラインの600点を十分、超えているのに、

 

1科目だけ科目合格ラインの40点に届かない、38点があったのです。

 

(中小企業庁から正解が出されるようになったのは05年からで、
 この年はまだ各受験校の予想に頼っていました)



その科目は運営管理。
生産や環境問題、店舗運営など、幅広く出題される科目です。

 

合格を逃したシーンをいまでもはっきりと覚えています。

 

試験中、時間が余ったので解答を見直していると、
ある問題で目が留まりました。

 

もともと「エ」を選択していたのですが、
読み直してみると、どうも 「オ」が正しく思えてきたのです。
 
「どっちだっけ、、、、、、」

 

悩みに悩んだ末、終了ベルが鳴る寸前で、
私は「オ」に替えました。

 

お察しの通り、正解は「エ」。

 

この4点を失ったせいで、すべてがパーになりました。




この年の1次合格率は16.2%。
いつも以上に低かったけれど、
受験歴はもう4年です。

 

知識は積み上げていたはずなのに……。

やっぱりもともと馬鹿なんだろうか。。。
家族や友達、仕事の時間を犠牲にしておきながら、
いったい私は何をやっているの。



ところが、
去年のひどい落ち込みから這い上がっているせいか、
4年目で1次敗退という、去年よりもみじめな結果なのに、
思ったよりも落ち込まない自分がいました。



いいことなのか、悪いことなのか、微妙だけれど、
もしかして、なんだか少し、打たれ強くなっているのでした。



そして来年こそ、と思いを新たにしたのでした。

 

 

 
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