こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
中小企業診断士になるまでの過程を書くシリーズ13回目。
1年目 1次試験敗退
2年目 1次試験合格♡ 2次試験敗退
3年目は、2次試験だけ受けることにしました。
去年の1次合格の権利が、翌年まで有効だからです。
(現在は科目別合格できるなど制度が変わっています)
1次を受けない分、
2次の勉強に集中して合格を狙おうという作戦です。
2次の勉強に集中して合格を狙おうという作戦です。
ほぼ毎日、制限時間の80分で1社分の問題を解き、
それを2社以上行ない、
答え合わせにも時間をかけ、
解答の精度を磨いていきました。
週末は一日中、勉強に当てました。
今度こそ、受験生活から抜け出すはずでした。
ところが、、、またしても敗退。
ここで、振り出しに戻りました。
1次合格の権利は、合格した年と翌年だけです。
2年連続して2次試験に落ちると、
また1次試験から受け直さなければいけません。
谷底へ落とされた気分でした![](https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/webry/07_arrowdown_a.gif)
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2000年までの旧制度では、1次合格の権利は半永久的で、
2次だけを何度も受け直すことができたそうです。
が、私が挑戦を始めた年から条件が変わりました。
この年はもう本当に受験が嫌になりました。
自分と戦っているはずなのに、
周りと比較して落ち込んだりもしました。
勉強会の仲間の中には、合格者も出ます。
後から入ってきて、先に合格する人もいます。
勉強会は下剋上。
浪人生は、先輩合格者となった元後輩から
勉強を教えてもらうことになるのです。
合格後も態度が変わらない人もいれば、
ずいぶん変わっちゃう人もいます。
人間観察をすることにもなりました。
同じように勉強しているはずが、
なぜ自分は受からないのだろう。
週末も祝日もゴールデンウイークも
全部、勉強に当てたのに報われないなんて。
1次をゼロから受け直さなければならないなんて。
また修行僧のような1年を送るのは、もううんざり。
でも、だからといってここで辞めることもできません。
いろいろなことを犠牲にしてきたのです。
いまさらどうして諦められるでしょう。
ふてくされたり
いじけたり
投げやりになったり
いらいらしたり
問題を作った人を逆恨みしてみたり(笑)
数カ月間、ダークになるだけなって
少しずつ吹っ切れて、、、
再び、這い上がることにしました。
いま思えば、
私に足りなかったのは
勉強じゃなくて、感謝でした…。