きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

いろいろな端子に泣かされる話

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

今日は、
「いろいろな端子に泣かされる話」です。

端子=電気回路の接続をするために設けた
  電流の出入り口。そこに取りつける金具。

みなさんはこう思ったことありませんか?
USBやら、HDMIやら、lightningやら、
種類がやたらと多すぎて、

使いにくいったらありゃしない。


電気機器が好きな人なら、
そういう部分も楽しかったり、
必要なのだと納得したりしているかもですが、

私は好きでも得意でもなく、
必要に迫られて使っている立場。
いい加減にしてくれ~と、泣いてます。
ほんと。


デジタルの世の中で、私のように
端子に泣かされている人はきっと多いはず。

今日は、もうちょっと何とかならんかい
という問題提起と、
私、こんな目に遭ってますという
当事者発表を下記に繰り広げる所存です。

 

~  ~  ~

 

たくさんの具体例の中、抜粋して紹介します。

まずこちら「マイク」。
YouTube【瀬戸川礼子の幸せに働き生きるヒント】を
スタートするときに、奮発して買いました。 

 

SHUREのMV88というマイクです。
出口が ligthning端子で、iphoneに繋げられます。
私はiphoneで収録しているので、これは便利。
音質のいいYouTube動画を撮るため買いました。

でも写真のとおり、
ケーブルが短すぎてとっても使いにくい。

 

そこで、入口と出口がそれぞれligthningの
延長コードを買って収録しやすくしましたが、
「こういうコードがあれば使いやすい」と
思いつくのにまず時間がかかり(2年……)、
コードを探すのも手間がかかった(2日…)。

そもそも端子名がlightningであることすら
知らなかったんですから
(普段の生活に必要ない知識)。

 

この延長コードのおかげで、
収録機器として使うスマホと出演する私が離れていても、
マイクを口元に置いて喋れるようになり、
YouTubeライブのときに非常に便利です。

ただ、このコードは、音質が超劣化することがあって
一度、対談収録を撮り直してもらう事件が起きました。
本当に申し訳なかったですが、素晴らしく親切な方で救われました。
以降は、テストをしてから収録するようにしています。

そのときの対談相手は
カワムラモータースの河村将博さんです。
面白い上にためになる、本当にいい話なんです。
こちらぜひ

 

~  ~  ~

端子に泣かされる話はまだ序の口です。

お次はこの「マイク」の応用編です。 
私のメインパソコンはHP製ですが、
本体の「入力マイク機能」が脆弱なので、
外付けマイクが必要です。

その外付けマイクの調子が悪くなってしまい、
「そうだ、YouTube用のSHUREを使おう!」
とひらめきました。
最初から共有すれば余計な出費が防げたのに、
「すごくいいことを思いついた!」
と私はご満悦です。

 

が、ここでまた端子に泣かされます。
もともとのケーブルは先ほど紹介したようにlightningなので、

パソコンにつなげるにはUSB端子に変換が必要です。
でも、いくらネット検索しても、
lightningをUSBに変える端子は見つかりません。

どうしても見つからないので
lightningをUSBに変えるのはあきらめました。

せっかく性能のいいマイクがあるのに使えないの…?


いや、ちょっとまって、
マイク本体とUSB端子をつなぐコードがあればいいのでは?

おお、これは超いい思い付きではないか!?

 

で、………この入口は何ていう名前なの?

名前がわからないと
必要なコードを探すことはできません。
「端子 台形 名前」とかで検索してーー、

micro-B ですって。
聞いたこともない名前です。

Micro USB Type-B(2.0)とか
Micro USB Type-B(3.0)もあります。
こっちが正式名称で、端子としては同じなのか
別物なのかも分かりません。
(2.0) (3.0)は、ややこし過ぎなので見なかったことにします。

 

間違えたら(悪いけど)返品しようと決めて、
Amazonでコードを購入。

 

これは大正解で、
マイクとパソコン本体がつながりました。

よかった。やればできる。えらかった。

 

~  ~  ~

 

が、残念な気づきが……。

買った後で気づいた ⇩

☝ 

持っていたじゃないかぁぁぁぁ。
ほぼ毎日使っているスピーカーの充電コードが
micro-B ⇔ USB だったじゃないかぁぁぁ。

買ったコードは、音のチェックで使用済なので
もう返品はできません。お金は言うまでもなく
もったいなかったのは調べるための時間を
結構、すっごく、使ったこと。
無駄の上塗り。Muda of Muda.

仕方ない。気づけるはずがないよ
と、自分を慰めます。

 

~  ~  ~

 

まだ終わりませんよ。まだあるんです。

メインパソコンはHP製のデスクトップだと前述しました。
本体とモニターが別々のやつで、モノはいいです。
2年前に新しいものを購入し、
友人の会社の社員さんに副業で設置をお願いしました。

設置当初は、オンライン会議や音楽を聴く際は
モニターからクリアな音が出ていて問題ありませんでした。

設置とともに、新しいメールアドレスに変える手続きも
してもらってホント助かりました。

ところが、あるときからモニターから音が出なくなり、
代わりに本体から音が出るようになりました。
本体から出る音はくぐもって非常に聞きずらく、
これを境に、外付けマイクも不調になりました。

私はわけが分からず、調べても無理すぎるし、
途方もなく面倒だし、しばらく放置していました。


どのくらいの月日、スルーしていたことでしょう。
設置してくれた方に聞くのも何か申し訳なく、
私はついに、HP社のサポートセンターに電話しました。
さっさと電話しなさい、という話ですが。

一度、電話口のオペレーターが問題点を預かり、
翌日、かけ直してくれる約束でしたが、こないので、
私からもう一度電話をかけたところ、
不手際で申し訳ないということで、
そのままサポート業務に入ってくれました。

いろいろな操作を電話で教えてもらい、
不具合の原因を探っていきますが、
何をどうやっても音の問題が解消されません。

 

で、電話口のサポートさんが提案したのは、
カメラ機能を使って原因を探る方法です。
これはすごいと思いました。

私のショートメールに送られたURLにアクセスすると、
私のスマホカメラが自動で作動するんです。

パソコンの画面をカメラで映し、
それを電話口のサポートさんがリアルタイムで見て、
さらに原因を突き止めていくのです。

カメラで映す部分だけ見せればいいから、
こちらの顔を見せる必要もありません。安心で便利。

 

ところがそれでも、画面上で問題箇所は見つからず、
最後にサポートさんは言います。

「本体の裏を見せていただけますか?
   端子がどう接続されているのか見たいです」

むむ、出たな、端子め。

私は重い本体をずずっと引っ張り出し、
がんばってスマホカメラで裏面を映します。

するとーー、

「あ~!! これですね」とサポートさん。

 

モニターと本体をつなげる端子が
青い部分にささっていたのですが、
赤い部分にささっていないといけなかったらしいのです。
青を引っこ抜いて、赤に差し直したらーー、

 

やった!
モニターからきれいな音が出てきました。
何カ月ぶりでしょうか。

お陰さまで、音問題は一件落着しました。
が、難しすぎますって。
これはさすがに分からないでしょう。

端子そのものもややこしいですが、
端子を差す場所もややこしい。

設置してくれた人が分からなかったのも無理はありません。

 

~  ~  ~


まだありますが、とりあえず以上です。

私が言いたかったのは、
これだけデジタルが普及しているのだから、
接続をもっと利用者に分かりやすくしてほしいということです。
デジタルデバイドにもかかわる話でしょう。

それともう一つは、
電気機器がバージョンアップしても、
端子や配線がゴミにならないように
してほしいということです。

漏電の問題があるので、
長く使えばいいわけでもないでしょうが、
いまの状況はもったいなさすぎると思います。

要するに「規格」がばらばら過ぎるのです。
製品モデルのバージョンアップは、
技術的にやりがいがあるだろうし
それはそれで結構なんですけど、
端子が統一されていれば、
使いやすく、環境的にゴミも出にくい。
それらを丸ごと含めて「技術力の向上」と
言えるんじゃないかと思います。

※ iphoneの最新機器は端子が
 lightningからtypeCに代わったそうで、
 またか~い!と思う私。

~  ~  ~

最後に自分のブログだから残しておこう。
電気機器が特別好きでも得意でもないのに、
泣かされながら、まあまあ私はよくやってる。
がんばってる。そうねぎらっておこう。

 

PCで困っていることまだあるんですけど、
(Microsoftのアプリ全て、動作が遅いとか)
今日はこのくらいで~。

こういうことが得意な人がそばにいてほしい、
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

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