こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
YouTube【幸せに働き生きるヒント141】のテーマは
「ジャニーズ問題とエレファント・イン・ザ・ルーム」です。
一夜明けて、いつもよりずいぶんと視聴回数が多く、
関心の高さをひしひしと感じています。
何十年にも渡るジャニー喜多川氏による性加害は、
単なるゴシップではなく、れっきとした人権問題です。
また、こうした性犯罪の話題に触れないというスタンスは、
マスコミが避難されているように、
私も犯罪に加担していることになるのでは？と考えました。
それに「幸せに働き生きるヒント」を伝える立場としても、
自分のチャンネルで取り上げるのは当然だと考えました。
プログラムは下記のとおりです。
ぜひご覧ください。こちら。
～ ～ ～
エレファント・イン・ザ・ルーム
明らかに象がいるのに、誰も言及しない。
こういう絵で見れば、
彼らの感覚がいかれているのは一目瞭然です。
フリー画像を組み合わせてつくっています。
けれども現実社会では、
いかれた感覚の人々が集団になると
いかれた感覚のほうが正しくなってしまい、
「象がいるぞ」と言及するほうがいかれていると見なされます。
その象＝性加害が、存在しないことになっていたのが
ジャニーズという組織でした。
私は、夢を人質に性被害を受けた人たちを思うと、
本当に辛くなります。
日本に限らず、性と引き換えに夢を掴んだ人は
世界中にいるでしょうが、
それは仕方のないことではなく、
権力者のきわめて個人的でねじ曲がった欲望と
それを見て見ぬふりしてきた場のせいなのです。
せめてこの事件を教訓にして、
自分の働く職場にはエレファント・イン・ザ・ルームを
作らない。そのための話し合いや教育やガバナンスを
徹底することが非常に重要なことだと思います。
今回の収録で紹介した動画と映画はこちらです。
BCC「J-POPの捕食者」（日本語字幕付き）
https://www.youtube.com/watch?v=zaTV5D3kvqE&t=1306s
映画「スポットライト 世紀のスクープ」
https://amzn.to/3tqHhFi
映画「SHE SAID その名を暴け」
https://amzn.to/3ZLlNPB
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
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