こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
youtube【幸せに働き生きるヒント】
42回目をアップしました。
42回目をアップしました。
テーマは、
会社の借金を個人保証する社長の思い、語ります
会社の借金を個人保証する社長の思い、語ります
「社長」という響きだけで、
高給取りで、自分ばかり豊かな生活で、
人に指図していいよね~、みたいな。
高給取りで、自分ばかり豊かな生活で、
人に指図していいよね~、みたいな。
そんなイメージを持つ人が
多いと感じています。
確かにそういう人もいるでしょうが、
私が取材で出会ってきた社長、
そしてその後、仲良くなった社長は
かなり違います。
人と会社を愛する良心的な人で、
私腹を肥やすのを喜びにして
働く人ではないのです。
しかも、
親しい経営者すべてではありませんが、
会社の巨額の借金を
個人で保証している人が多い。
万が一、倒産したら、
自分の家もお金も取られてしまい、
一文無しになるリスクを背負っているのです。
もし自分だったら…と思うと
かなりの恐怖じゃないですか?
かなりの恐怖じゃないですか?
でもその重さを本人たちは語りません。
それが役割の一つだと思っている。
立派。
~ ~ ~
で、万が一のときは、
お金も大変な上に、
日本は人の目が冷たいんです。
「がんばった人」ではなく、
「負けた人」として烙印を押すから。
倒産した経験を、
めったにできない大きな価値だと
認める人は少ないです。
日本の会社って、
技術や機械やITなどに「投資」するところが、
とっても少ないんですけど、
例えば、研究開発費への投資をアメリカと比較すると、
日本は恐ろしく低い。
日本の会社が投資に消極的な一因は、
失敗したときのリスクが大きすぎる、
という面がきっとあると思います。
~ ~ ~
私はいつもは、
社員の味方と見られていると
思うんですけれど(確かにそうです)、
社長だって同じくらい大切な存在であり、
どちらの味方でもいたいんです。
「分かってもらわなくていい」
と思っていても、
もし分かってもらえたら悪い気はしないはず。
直接的な問題解決にはならなくても、
元気や勇気が今よりちょっと増えるはず。
人ってそういうものじゃないかしら。
一生懸命、良心的にやっている人を
やっぱり私は勝手ながら応援したい。
本当にいい会社って、
社長や会社が社員を守っていると同時に、
社員が社長や会社を守っているんだけど、
そうではないところもまだまだ多いです。
一人(社長)が、個人の資産を差し出す代わりに
会社と社員の生活が守られている現実を、
同じ船に乗っている人は知っていないことが多い。
私なりにいろいろな思いがありまして、
今回は、良心的な社長は自ら語ろうとしない、
個人保証についてお話ししました。
いわゆる親戚のお節介なおばさん役です(笑)。
ホントは、副社長とか専務とか、
いわゆるナンバー2の立場の人が
こそっと社長のいないところで
社員に言ってあげてほしいけれど~。
昔の番頭さんみたいな人がいなくなっているから、
代わりに出しゃばりました。
~ ~ ~
個人保証については、
外すことができた社長の話など
今日、語り切れなかった話があるので、
別の動画でちゃんと伝えます。
~ ~ ~
昨日は終日、収録していて、
今日はテロップを入れたり編集したりで
身体がなまっております。
身体の代わりは誰もいないので、
いまからお散歩してきます。
みなさまも身体と心の健康、大切に♡
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。