きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

優しさはワイングラスのように危うい

 

こんにちは。
今日のテーマは、
優しさはワイングラスのように危うい
です。
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優しくなければ社会人になった意味がない。
私はそう思うんです。
ただ、優しさほど危ういものもないですね。



例えば小さな子供や新入社員に対して、
何でも先回りしてやってあげていたら、
本人の成長を阻害しているのと同じです。

 

また、楽しそうだから注意すると悪いなんて思って、

危険な行為を見て見ぬふりしていたら、
いつか命を落としてしまうかもしれません。

 

さらに、優しいふりをしてお金をだまし取る人は、
いつの時代も存在します。

 

「優しい」は、最も大切なものである一方、
とても危険なものでもあります。

 


アルボムッレ・スマナサーラ僧侶
の言葉が響きます。
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優しいという言葉は豪華なワイングラスです。

誰もがキラキラした輝きに目を奪われて、

いそいそと手に取ってしまいます。

 

けれど、大事なのは中身です。

うっかり毒をあおってしまわないように、

「やさしい」という言葉の意味を

しっかり確認しましょう。

 
まさにワインソムリエのように、
しっかり匂いをかぎ分ける必要があるのですね。

 

そのために必要な一つは、
未来を見る視点でしょうか。
今は楽ができてよかった。
でも、このまま楽をし続けた先の未来はどうなる? と。



もう一つは冷静な視点かな。
楽して儲けられる、こんないい話が
なぜ投資家でもない自分のところに来るのか?とか、
そんなに儲かるなら、話を持ってきた人が
自分でやればいいんじゃないの?とか。

 

それは本当に「優しい」ことなのか、
美しいワイングラスに見惚れて、
毒をあおろうとしていないか、
未来視点と冷静な目で見極めたいですね🍷

 

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。
youtube【幸せに働き生きるヒント】はこちらです。
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