昨日のブログに、
「コツコツ地道に」と書いたことで
これらの法則を思い出しました。
ジャーナリストのマルコム・グラッドウェル氏が
提唱したとされる法則で、
これだけの時間を費やせば、
その道のプロになれるというのです。
1万時間…、
想像しにくいので、分解しましょう。
365日で割ると、1日27.4時間…
1日をオーバーしちゃってます。
もっと現実的に考えると、
毎日8時間を費やす場合。
1250日=3.4年。
毎日4時間を費やす場合。
2500日=6.8年。
毎日2時間を費やす場合。
5000日=13.7年。
時間×年数=1万時間やれば、
その道のプロになれるという計算です。
えーそんなにかかるの?と思うか、
それだけやればプロになれるんだ!と思うかは
人それぞれかな?
私自身のことを考えると、
1万時間の法則は知りませんでしたが、
確かに、中小企業診断士の勉強は、
6~7年かけて1万時間やりました。
高卒の私が難関資格に挑戦するには
必要な時間だったのでしょう。
・・・ああ、しんどかった!(笑)。
でも「分かった!」という喜びが
数えきれないほどありましたし、
努力できた環境にも感謝しています。
実際、いま非常に役立っています。
ただ、この1万時間の法則には、
単純すぎるという声もあるそうです。
与えられている環境や
本人の情熱や効率によって違うからですね。
1万時間やった私としても、振り返れば、
もっと効率よく、
もっと集中してやれば
もっと短くできたと思います。
せっかく勉強できる環境を得ながら、
だらだらしてしまったなあ。
でも私にとっては、それも含めて、
1万時間だったのだな…と思います。
新しい仕事に就かれる方は、
1日8時間だとして3.4年の計算ですね!
昔の人は「石の上にも3年」と言いましたが、
1万時間の法則よりもずっと前に
法則のようなものを知っていたのでしょうか。
そして朗報です。
実は、半分の「5000時間の法則」もあるのです。
これなら、
1日4時間で1250日=3.4年。
1日3時間で1667日=4.5年。
1日2時間で2500日=6.8年。
1日4時間コースなら、
たった3年強で、達人クラスです!
もちろんその時間の「質」が大事であって、
私が上手くできなかった効率や集中が
欠かせないと思いますが、
それで達人になれるなら、
何かに挑戦したくなりませんか?
達人になったらなったで、
今度は達人の中で切磋琢磨が始まりますが、
達人レベルのものを1つではなく、
2つ、3つ、4つと持ち、
その上、ニコニコ笑顔でいれば、
まず自分が幸せだし、
周りからも必要とされる存在になれるでしょう。
5000時間の法則を信じて、
何か新しいことをしようと思います。
というか、youtube以外に、始めました。
ふふふ。まだ秘密です。
あなたにとっての1万時間、5千時間は何ですか?
今日は不定休日を満喫した
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。
準備と収録と編集で、たぶん5000時間は超えました。
アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)にて、
勝利の女神像(クリスチャン・ダニエル・ラウホ 1777-1857)
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
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