きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

自分の思考パターンに人生を乗っ取られないようにしよう



こんにちは。
今日のテーマは、
「自分の思考パターンに
人生を乗っ取られないようにしよう」です。



身近な例として、私の話をちょっと。
昨日、note第3弾の投稿をお知らせしました。
 
 
20年近く、胸に留めている大切な実話です。
でもねー、ほとんど反響がなくて、
「♡」があまりもらえなくて、
少しでももちろんありがたいけれど、
「そうなのかー…」って。

 

あの話に小さく感動し続ける自分と、
そうでない反響とのギャップに
「ああ、そうなのかー……」な私でした。



それでこういうときの思考回路って
ざっくり2つに分かれるのでは?

 

① のパターン
 わかってくれない→残念だ→ちぇっ
 → みんなのばかばか 的な(笑)。



② のパターン
 わかってくれない→残念だ→ちぇっ
 → 自分の感覚が変なのか? 的な。



私の場合は②なんですけど、
この続きが今日のポイントです。

 

自分の感覚が変なのか?と一瞬は思います。
だって、あまりに温度差があるから。

 

けれど、「ちょっと待って」なんです。

 

そもそも、
「人と同じである必要はないよね?」
感性は人それぞれで、だから面白い。
 
私がどう感じるかが自由なら、
人がどう感じるかも自由です。
「共感した!」と思われたら嬉しいけれど
思われなくても、それはそれで構わない。



ここでいったん、フラットになりました。
プラスもマイナスもない世界観です。
ここで終わりでもいいと思います。



でも、今回のケースは、次の思考に入りました。
・他の人が一緒に感動してくれなくても、
  私が感動したこと自体が素晴らしい。
・こういう話を直接、聞けて幸運だった。
・私がいいなと思った話を、
 独り占めしないでシェアできた。

 

こんな感覚になったわけです。




すぐにはここまで来られません。
先に「しょぼ~ん」が来る。
でもまあ、数時間あれば切り替わる。



昔なら、ひと月かかったかもしれないから
すんごくスピーディになっているんです。

 

これは、しょぼーんの時間が減って、
平常な時間や楽しい時間が増えたということです。



要するに、今日のテーマである、
自分の思考パターンに人生を乗っ取られないように、
もともと私が持っていた思考パターンを
自分なりに改良してきたわけなんです。
まだまだ未熟なのは承知ですが。




で、私の場合の改良方法は、
「客観視」+「感謝」です。

 

・客観視
 自分を他人のように俯瞰(ふかん)する。
「~ねばならない」という固定概念を捨て、
「~だっていいんじゃない?」を取り入れる。
 難問のときは宇宙まで行って、
「小さっ」と、砂より小さい私を見てみる。
・感謝
例えば「分かってくれない」と思ったときは、
他の人でもいいので「分かってくれた人」を
思い出す。過去に優しくしてくれた人が必ず
いるので(だから生きて来られたので)、
そこに感謝してみる。
感謝の気持ちにはすごい力があるので、
気持ちがやわらかくなる。

 

    ↑ 
はじめは、こんなにさくさくと、
うまくはいかなかったものの
文字にすればこういうことです。


客観視+感謝で何をしているかというと、
思考パターンを振りほどいて、
心の声を感じているんです。

(これ ↑ 書きながらいま気づきました)



この改良によって何がよかったかというと、
・心の声にアクセスしやすくなった
・嫌なことがあったときに、立ち直りが早い。
・嫌なこと自体が減っていく。




人生は命の時間だから
嫌な時間に占められれば、嫌な人生だし、
いい時間に占められれば、いい人生です。



その、「嫌だ」「いい」を決めるのが
「思考パターン」(思考回路)です。

 

その奥には「心」があるんだけれど、
心よりも思考で過ごしていると、
ぐるぐる抜けられなくなりがち。



嫌な出来事を無理矢理、
いいことにする必要はないと思います。
私も嫌なものは嫌です。



でも「このままじゃ嫌」と心が訴えてくることは
改良してみてはどうでしょう。
嫌なことがあったときこそチャンスです。

 

客観視+感謝。

 

頭よりも心が「こっちだよ」と
示してくれる気がします。
心理学を学んだわけでもないけれど、
今日は身近な例を持って、
個人的な実践例を書いてみました。



ではでは、また明日
講師で経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 

デルフィニウムを買いました。



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