きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

「経費」も透明にしよう!

 

こんばんは。
夏日でしたね☀

 

昨日のブログ ↓ 
「業績を透明にしたほうが会社は強い、と思う理由」
の補足を、今日はしたいと思います。

 

テーマは、「経費も透明にしよう!」 

「武井塾に参加しました ~経費も透明に~」

https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201908article_11.html

 

 

交通費をはじめ、交際費(食事代やお土産代)、

文具代、ガソリン代、資料代などなど、

仕事をしていると「経費」がかかりますね。

 

経費 = ある事をするのに必要な費用

会社で働く人は、経費を戻してもらうために

経理に請求するわけですが、

一般的には、誰が何を請求しているか見えません。

 

仕事で必要な経費を請求しているとは限らず、

公私の区別がつかないものを請求する場合や、

明らかに私用なのに仕事用と主張して

請求する場合もあるでしょう。

 

立場が上になればなるほど、

経費は不透明でも許されるようになります。 

 

2019年の武井塾で、武井さんが言われたのは、

「誰がどう清算しているか

 みんなが見られる状態であれば、

 その都度、自制心が働く」と。

 

 また、

「人間は合理的な生き物だから、

自腹か清算か微妙な場合は、

5000円の出費を自分でかぶる場合と

5000円は戻ってくるけれど、

それによって信頼を失うかもしれない場合

これを天秤にかけ、

冷静に損得で考える力が

発揮されるんじゃないでしょうか」と。

 


お互いの清算を見られる環境にあれば、

かっこ悪いことは慎みますよね。

 

実際は、各々がチェックし合うことって

時間もないし、ほぼやらなそうですが

「いつでも透明にしている状態そのもの」

が大事なんだろうと思います。

 

経費とその請求を透明にすると、

自分を律する心が作動し、

それは人間力や組織力につながり、

経費削減にも反映され、

会社の財政基盤を強くし、

社員のためにも良い状況になる。

 

盲点である「経費」の透明性。

とっても大事ですよね。

 

 

 えー、最後に、

25年経って時効なので白状します。

前職の会社では、残業ご飯1500円までOK

という福利厚生がありました。

私はそのお金を使って、私的に、

パン切りナイフを買ったことが!(≧∀≦)

 

残業はざらだったので、

中華で手頃なご飯を食べたり、

パン屋さんでパンを買ったりしましたが

あるとき、1500円以内で買える

パン切りナイフがパン屋さんで目に入り

サンドイッチのかわりにナイフを買った。

 

そして、そのまま会社に請求しちゃった。

これはダメな例。

仕事に必要な経費じゃないですからね。

まことに申し訳ありません m(__)m

 

と、こういうことも透明性が高いと

「やめとこ」と自主規制で防げます。

 そんなかっこ悪い過去を語りつつ、

経費も透明にしようというお話でした。

 

そのパン切ナイフはいまも現役です。

いましめの調理道具(笑)。

 

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
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