こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
2016年10月24~25日ホワイト経営合宿in愛知。
2日目は安城自動車学校(愛称・コアラドライブ)
(愛知県安城市)を訪ねました。 http://www.coaradrive.com/
社長の石原慧子さんの講演や社員さんとの座談会のほか、
何十年ぶりにインストラクターの方に教習してもらったり、
義務化されている運転の心理テストも受けさせていただきました。
(診断結果はAでございます♪。ご安心を)
慧子さんは7月にお母さんになられたばかり。
本格復帰の前に、赤ちゃんと一緒に来てくれたのですが、
「命を大切にする」土壌が同社にあるからかな。
自然と赤ちゃんのいる場ができていて、
赤ちゃんと一緒の合宿体験は本当にうれしいことでした。
慧子さんを挟んで、赤ちゃんにメロメロになる天外伺朗さんと私
. 赤ちゃんには、肩書もキャリアも知識もまったく通じず、
ただの人間として付き合う以外にありません。
無垢でマシュマロのような存在は、これ以上ない最高の先生。
それでふと思ったのですが、
例えば管理職研修で保育園に行かせてもらうとか
(お母さんたちがOKしてくれるなら)
いいんじゃないでしょうか♪
さて、あいさつも朝礼もない12年前の状態から、
豊かに成長されたコアラドライブ。
昨年のメディア実績は新聞22件、テレビ8件に上ります。
理念や過程はこちら「愛知の社長TV」をご覧ください。 慧子さんの動画インタビューが見られます。 http://buzip.net/aichi/coaradrive/president/
顧客は教習生だけではなく
企業と提携した運転研修も同社の大きな特徴。
また、社員を採用する際も、思いを伝える多様な工夫をされています。
同社には毎年必ず卒業生が入社してくるほど人気なのですが、
例えば、自己PRはA4サイズの中で自由に表現してもらいます。
素材、言葉、色など何をどう使って表現するかに個性が現れます。
運転も重要なポイント。ふとした仕草に人柄が出るそうです。
ほかにも、経営計画書を手書きで全部書き写してもらったり、
人生の嬉しかったこと楽しかったことを語ってもらったり。
内定通知は郵送せずに手渡し。あえて来社してもらい、
慧子さんの思いを改めて直接伝えます。
内定後は家庭訪問。
採用はすでに決定していますが、
育った家で親御さんの思いを聞くことは、
慧子さんにとっても、ほか社員のみなさんにとっても、
人間関係の質を高める上で、また入社後の共育プロセスでも、
大いに意義のあることだと言われます。
「安全快適創造企業」の道を進む安城自動車学校。
働く人の心身も安全快適であろうとすることが端々に感じられました。
社員だけが通るオフィス入口に掲げられています。
「このドアを通る人が、我が社の最も大切な人達です」
そしてもう一度、赤ちゃんのことに触れたいのですが、
きっと慧子さんの心が穏やかなためでしょう、
安心しきっている風で、誰でも抱っこをさせてくれました。
親の気持ちってホント大きいんですね。
また、純粋そのものの赤ちゃんに委ねてもらえるのは最高の気分でした。
安城自動車学校のみなさま、ありがとうございます(*^^*)
ジャーナリストでホワイト企業大賞委員の瀬戸川礼子でした。