東京の墨田区が行なっている
「まち映像プロデューサー講座」の発表会に行ってきました。
講師の榎田竜路さんは、「認知開発力」の大切さを訴えます。
あることとあることの間に新しい関係性を見出し、価値化する力
例えば、榎田さんによると、
吉野には断崖絶壁の場所に浄見原神社があり、
天武天皇が天皇になる前に、
一時的に身を追われて潜んでいたと言い伝えられているそうです。
普通は「そういう場所です」で終わってしまいますが、
認知開発力を駆使すると、
ここは「起死回生のおやしろ」と言い換えることができ、
こうして新しい価値が生まれるわけです。なるほどですね。
会場は吾妻橋の向こう側。スカイツリーとアサヒビール本社。
今日は5人の生徒さんが「TED」のように、
自身の仕事などをプレゼンされました。
スライドがシンプルでカッコ良かったです。
私は文字の世界の人間なので、
映像がないからこその自由さや人間の想像力は貴重だと思っています。
と同時に、
映像があるからこそ、楽しく、誤解なく、言葉を超えて世界と共有できる
ことも素晴らしいと思います。
これからは、映像はより力を持つでしょう。
私ももっと学んで、公私ともに取り入れるつもりです。
ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。