こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
ネッツトヨタ南国からスピンオフしたビスタワークス研究所による
「示道塾」の公開講座」が、東京・日本橋公会堂で開催されました。
ビスタワークスのみなさん&参加者の方とともに。
同社の大原光泰さんは、
ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨けないように
(堅くてほかの石や金属では研げない)、
心も心でしか磨けない、と。
そして、リーダーは人の心を磨く人でもあるのだから、
ダイヤに値するような人間的な強さ(ぶれない意思、使命、
各人の個性を観察する力、専門技術など)を持つ必要がある、
と言われました。確かにそうだなあと思います。
ネッツトヨタ南国は、新車発表会やお客さまとの遠足など、
独自イベントを精力的に行なっていますが、
目的は販促ではなく社員教育です。
小松友紀さんは、この頻繁に行なう社内イベントについて、
「イベントは行なうだけで感動があるけれど、“なぞる”ことが大切」
と言われました。
例えばそれは、
公式の場で「私たち頑張ったよね!」と思いを確認し合うことだったり、
イベントのビデオを後日つくってみんなでもう一度観たり、
反省会をしたりといったことです。
徐々に薄れていく感動の記憶を一段深め、
できるだけ留めておく計らいは、リーダーの役目だと再認識しました。
大原さんと社内結婚されたネッツ南国のリーダー。
別名「軍曹」の小松友紀さんも登場!本当は優しい
入社3年前の若手社員さん2人も檀上に上がられて、
入社前~入社後~現在の心境を聞くことができました。
ネッツ南国は素晴らしい会社と言われていて、
実際、素晴らしいと思いますが、
今日は社員さんらが思っている「まだまだな部分」も、語られました。
それを公開できること自体、やはり信頼のおける会社だなと感じます。
友紀さん、大原さん、みなさんありがとうございます。
「示道塾」公開講座。次回は2016年4月27日(水)名古屋にて。
名古屋では大原さんと横田英毅さんが登壇されます。 http://vistaworks.co.jp/form/koukai-toukai/index.html
この学びは活かしてこそ意味があるんだ、と思いを強くした
ジャーナリストで講師・コンサルの瀬戸川礼子でした。
こちらの拙著『「いい会社」のよきリーダーが
大切にしている7つのこと』で ネッツトヨタ南国の話も紹介しています。
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