きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

門司の出光美術館で触れた出光佐三の「人間尊重」


門司港に行ったらやっぱり「出光美術館」へ。
http://s-idemitsu-mm.or.jp/
2階と3階は美術コレクションの展示で
こちらも見応えがあるのですが、
琴線に触れたのは1階の史料室でした。

『海賊と呼ばれた男』はもちろん読みましたが
あの感動が再び波のように押し寄せてきます。

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「人間というものはお互いに仲良くして、
力を合わせていくということで、
それが人間の尊厳であり、
平和のもとであり、
美しさだと思います。
私はそれを人間尊重といっているわけなんです」


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一つ一つの史料を見るたびに、
創業者・出光佐三さんの
人や国を想う心に触れ、
ぐっと熱く込み上げるものがありました。

<5つの憲法>
人間尊重
大家族主義
独立自治
黄金の奴隷たるなかれ
生産者より消費者へ

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大家族主義の通り、誰も首にしませんでした。
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何もかも失った終戦のわずか2日後、
社員に向けて呼びかけた言葉は――、
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一、愚痴をやめよ
二、世界無比の三千年の歴史を見直せ
三、そして今から建設にかかれ


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史料室には30分の映画上映室もあって
ここでは年配の男性が数人、見入っていました。
そのブースから、ゴホン、ゴホンと
風邪っぽくない咳が何度も聞こえてくるのですが
これはきっと、感動の涙をこらえるためでしょう。
なぜそう思うかというと、
私も講演で感動ムービーを流すと、
同じ現状が起こるからです(*^^*)

もし将来、
ベテランの男性が感動で泣けるようになったら、
その下に就く人たちも
「素直に感動していいんだ」って
気付きやすくなるんだけどなあ☆.。₀:*゚✲゚*:☆

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昭和56年、満95歳で出光佐三が天に召されたとき
増上寺には1万人を超える参列がありました。

そして、昭和天皇はこのように詠まれました。
「国のため ひとよつらぬき 尽くしたる
 きみまた去りぬ さびしと思ふ」

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「幸せのヒントをお届けする」 この使命をもって、
私は私にできることをしよう、 そう改めて誓った瀬戸川礼子でした。

YouTube やってます、全体のラインナップはこちら。

 
【おまけ】
2018年夏 北九州の旅、下記もどうぞ♪
・門司港の夕映え編 https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201807article_9.html
・宗像神社編 https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201807article_10.html
・御宿はなわらび編 https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201807article_11.html
・料亭旅館 「伯翠庵」 編 https://bblog.sso.biglobe.ne.jp/ap/tool/newscaredisplay.do
・門司海峡と日本島の断崖絶壁 編 https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201807article_13.html

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