こんにちは。
先週は、毎年恒例の「東北みちみちツアー」に行ってきました。
まずは、ツアーメンバーの鬼丸昌也さんが立ち上げた
NPO テラ・ルネッサンスが運営する
「大槌 刺し子プロジェクト」を訪問。
壊滅的な被害を受けた、岩手県の大槌町にあります。
刺し子さん、大槌町役場の方、旅の仲間と一緒に。
沖縄から安田未知子先生(中央)も毎回、来られます。
刺し子メンバーのまゆみさんが地元でお馴染みの「どんこ汁」を
つくってきてくださいました。その心遣いが有り難たかったです
おいしいこと! 白身魚の「どんこ」やジャガイモが入った
味噌仕立て。あまりの美味しさに私たちはみんなお代わり!
(左から)鈴鹿さん、内野さん、吉野さん。
3人とも大槌とゆかりはないのに、
役立ちたいとの思いでやって来られました。
女性の内野さんは今後もここで暮らされる予定だそうです。
刺し子Tシャツ、とても素敵なデザインです。
私はピンクを買いました。
ネットショップはこちら。
大槌 刺し子プロジェクトでは、このTシャツのように、
被災者の女性が刺し子をした商品を販売しています。
刺し子のみなさんは、
これを生活や心の糧にされているのです。
こちらは新商品。コースター、名刺入れ、文庫カバーです。
文庫カバーのしおりは刺し子糸で編んだもの。
かわいい♪
被災地だから買ってください、という考えではなくて、
商品力で勝負しているところも私は好きなんです。
そのほうが、長く、楽しく、続くからです。
毎年、同じ場所に伺うと、
変化や変わらない部分が見えてきます。
今回は盛り土が進んでいることが明らかに分かりました。
高台から見た大槌町。工事が進められています。
全体に2メートルかさ上げするそうです。
復興は…、まだまだこれからだと思います。
だからこそ、忘れてはいけない、と思いを新たにしました。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。