暑中お見舞い申し上げます
夏真っ盛り、いかがお過ごしですか。
私は週末、東京の「住吉神社本祭」を楽しみました♪
神社にて。獅子に差し出されているのは、亡くなった方々の写真です。
きっと新盆なのですね…。
お祭りは、神仏や先祖をまつる儀式だということを改めて感じた場面です。
見ているだけで、「そいやそいや」「わっしょい!」と自然に言ってしまいます。
水しぶきがじゃんじゃん、かかります。
ここは東京の下町・佃。
お祭りで高揚している、江戸っ子の喧嘩もたくさん見ました。
やじうま根性で、そのたびにチラチラ見てたんですけど(笑)
「よしなよ」と、必ず誰かの仲裁が入るんですよね。
男衆も、女衆も、見て見ぬふりをしない。
社会全体がこうなら、いじめもないだろうなと思いました。
見物中、すごくいい一枚が撮れました。
水しぶきを浴びて、お神輿を担ぐ若者たちの躍動感あふれる表情。
Facebookは限られた人しか見ないからいいかな、とアップしたら、
たくさんの人が褒めてくれました(ブログでのアップは控えますね)。
それで、写っている人たちに写真をあげたいなと思ったのです。
早速、プリントして、はっぴの文字と柄を頼りに、
その人たちがいるはずの町内まで持っていきました。
すぐ見つかると思っていたけれど――。
5人も写っているのに、
本人はおろか、 「この人なら知ってるよ」という人も現れないのです。
考えてみれば、お祭りは3日間あって、
6つの町内それぞれに、 何百人も担ぎ手がいるし、
毎日同じ人が揃うとも限らない、
地元住民とも限らないのです。
昨夜お祭りが終わり、
結局、写真を渡せる人には会えませんでした。
でも、大事なのは行動したってこと。
顔写真を見せて人を探すなんて、
刑事みたいな経験はそうないし、
まるで『相棒』みたいと、面白くなりました
探している間、
「あんたえらいね」
「いい写真だねえ」
「わざわざ探しに来てくれたの!」
はっぴ姿の男衆・女衆に言ってもらってうれしくなっちゃった。
思い出に残るお祭りになりました。