こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
岡山講演ウイーク、最終日は「玉島商工会議所」でした。
玉島は倉敷市の西南の町。
大きな貿易港があり、造船所などが位置する水島工業地帯があります。
小高い丘から町を見守るのは「円通寺」。
かの「良寛さん」が、22歳から約20年間、修行されたお寺です。
良寛さん辞世の句。
「裏を見せ 表を見せて 散るもみじ」
一度聞いたら忘れられない詩で、
いろいろな解釈ができるなと思いました。
自分らしく、裏も表も見せて生きる、というのはー、
ちょっと子ども過ぎる気がするので、
裏も表もない生き方をすれば、最後まで何も恥じることはない、
という捉え方で、私は胸にしまいました。
あるいは、人生の悲しみと喜びは表裏一体である、とも読み取れるし、
裏も表も、人生で起こる出来事すべてを受け止める大切さが
説かれて いるようにも思えます。
その人、その人に、考えさせてくれる。
これも良寛さんらしい優しさだな~と感じました。
講演が始まりました。
年配の男性が近くに来てくださって、
声を絞り出すように「……感動しちゃって」とひとこと。
全国のいい会社の事例を数々お話していると、
「いかに生きるか」、「何のために生きるか」
という話にどうしてもなるのです。
そうした実例がこの方の純粋な琴線に触れたのですね。
私は立派でもなんでもない人間ですが、
素晴らしい方々・素晴らしい会社の実例、
よりよいチームづくりのコツや、幸せのヒントを、
全国各地にお届けする役目を担わせてもらっています。
それなら凡人でもできるということです。
この男性の感動が伝わって、
私の目も赤くなりました。
自社製品を持たせてくださった方もいらっしゃって、
有り難うございます。
また数年前に、広島にセミナー講師として
呼んでくださった方が、 わざわざ往復4時間もかけて、
玉島まで来てくださいました。 本当にうれしかったです。
玉島のみなさま、ありがとうございます♪
<PS> 岡山での5日間。 講演の途中で、
沖縄教育出版さんの「ついてる体操」を取り入れました☆
コミカルな体操で、照れてしまうのですが、
その分、笑顔があふれます。
岡山では、5日連続ですべてのみなさまがご協力くださいました。
講演歴13年で、これは記録です!(*^_^*)
岡山のみなさま、ありがとうございます
講師で経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
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