こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
近代ホームの本社が新しくなり、
早速、見学に行かせていただきました。
三角屋根で木を多用した前の建物も好きでしたが、
一新した建物も素敵。
おしゃれでモダンな社屋へと大変身です。
夕暮れの新本社「プラチナ館」
CSはもちろん、さらなるESアップにもなった素敵な空間です
22年前に土地を購入して建てた本社は、
近代ホームの苦境も喜びも静かに見続けてきました。
社屋にいっぱいお金が貯まるようにと、
「金庫」のイメージでデザインされていた社屋でしたがーー、
「膨大な借金が会社の負担となり~~
私自身、もし死ぬんだったら
「前のめり」で路肩に倒れ死ぬんだ!
という悲壮な覚悟でやり続けました。
今日一日だけでいいですから、
生きる勇気を下さい!と
毎日毎日神様にも御願いした日々が続きました。
(松本会長のブログより→ http://www.100kj.co.jp/blog/?p=256)
このような想いを経て、絶好調の現在は、
金よりも高いプラチナを モチーフに新本社は
「プラチナ館」と命名されました。
以前の骨組みを残しつつ、
上記写真のように、壁も最新の外断熱に。
新本社「プラチナ館」にて。
左から、松本典朗社長、水垣常務、私、
インテリアコーディネーターの井上さん、
岡山社長(グループ会社:せらら工房)。
そして中央は松本会長
施工時も完成時も、 何度も見ているでしょうに、
私を案内してくれたこの日も、
まるで自分の子どもを眺めるような眼で
社屋を見つめていました。
そして、私も思うところがありました。
6年前、初めて、近代ホーム本社の階段を
上ったときの自分が、
いまの自分につながっているんだなと。
このときの取材を機に、
処女作『グレートスモールカンパニー』
の発刊へとつながり、
いろいろなことを学び、失敗し、また学び、、、
いまがあります。
新本社となった現在も残る、
エントランスへと続く階段を見つめました。
新本社へ向かう前、
白レンガの外壁が人目を引く
近代ホームの商品「ジュエル」(写真手前)を訪れました。
http://100kj.co.jp/modelhouse/jewel/index.html
写真奥の赤レンガの建物は、同社デザインセンター。
高い天井で伸び伸びとした空間が近代ホームの特徴の一つ。
外断熱と床暖房で、室内は冬でもほんわか。
トップを務める井上道代さん。
施工主と建築士との潤滑油であり、
内装全般の頼れる相談役 でもあります。
しかも建築士2級もお持ちです。
コーディネーターというポジションを
社内に置く工務店は少ないのです。
全国的に住宅着工件数が激減していても、
光る企業は強いです。
秘密は、『グレートスモールカンパニー』
でも紙面の多くを割いた 教育にあります。
人間性を高めるという生きた教育であって、
日々の地道な積み重ねのたまものが
結果として表れているのです。
お忙しいところ何時間も見学に
お付き合いくださりありがとうございました!
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