きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

10年前。『グレートスモールカンパニー』のきっかけの日

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。


今日は、拙著『グレートスモールカンパニー』(現代書林)の
きっかけの日からちょうど10年。
本書の主役、近代ホームの創業者
松本佑さんと初めてお会いした日です。


2003年12月1日午後2時。
私は横浜市港南台の「近代ホーム」本社前にいました。
そして、数段の階段を登り、松本ワールドの中に入って行きました。


目的は雑誌の取材でしたが、本を書かせていただく話となり、
1年3カ月後の2005年3月、この処女作が誕生しました。
画像















『グレートスモールカンパニー』 まえがきより


~3時間後、取材を終えて歩道に出た私は、
じんわりと温かな余韻に包まれながら駅への道を歩いていた。
いや、それでは表現がぬる過ぎる。
本当は、(略) 日々、知らず知らずに塗装を重ねていた
心のメッキを剥がされて、しばらくぶりに露出した柔らかい部分が
じんじんと感覚を取り戻している。そんな感じだったのだ。

(略) その3時間で聞いたのは、数字を上げる話でも、
建物の構造についての話でもない。
この社会で起こった物事をどう受け止め、どう生きるか、である。
(略) 終始にこにこと穏やかな笑顔を向ける氏に引きこまれ、
話の力に引き込まれ、私はそうした話を説いてーー、
そう、説いてもらったのだ ~



初めての本、
『グレートスモールカンパニー』は、私の分身であり、原点。
この機会をくれた松本祐さんは、師匠であり、
松本さんが言ってくださった“ソウルメイト”でもあります。


10年の間、当然のことながら、松本さんにも私にも
いろいろなことがあったけれど、うんうんと頷き合える魂の友の存在が
どれほど力になってくれたことか、考えると胸がいっぱいになるのです。

「きれいごとばかりじゃやっていけないとみんな言う。
でも、きれいごとでない限り、人は感動しない。動かないんだよ」
と松本さん。 これが私の人生のモットーとなりました。


甘ちゃんに見られてもいい。
私はたくさん感動して、感動してもらって生きていきたいな。
だから、「きれいごとでいこう」
これからも。


経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

こちら

 

 
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