こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
今週はソニー生命にお勤めのＭさんからご案内いただき、
同社主催のセミナーに参加してきました。
今回のスピーカーは、
人材活性プロデューサーの大谷由里子さん。
http://www.yuriko-otani.com/
元 吉本興業のマネージャーで、
初担当は、かの横山やすしさんです。
結婚と子育てで休職され、主婦となられますが、
「これほど盛り上げてもらえない世界もない(笑)」
ということで、
人材育成のプロとして社会人復帰されました。
元気が出る、面白い、分かりやすいセミナーで大好評の方です。
セミナーは評判どおりワクワクでした。
大谷さんが登場される前、
司会の方も笑いを取りながら盛り上げます。
「大谷は拍手が大好きでございます。
登場の前に練習してみましょう」(笑)。
拍手をして会場がある程度、
和んだところで講師が登場されます。
こういう持って行き方、
私も講演や研修を行う立場として、
本当に上手だな～と感心しました。
「雰囲気」って本当に大事だからです。
コンサートや舞台とまったく同じで、
会場のノリとステージのノリ、
両方あることが必要。
両方そろうと最高にいいんですよね。
さて、セミナーで一番印象的だったのは、
何といっても、大谷さんの
太陽のような明るさ、満面の笑み。
大きな声で一生懸命に身振り・手振りでしゃべる姿でした。
話す内容も楽しかったー。
的を得たものでありながら、
常に笑いを忘れない。
さすが元吉本興業。
面白いことを言って笑わせられる人って、
徳があると思います。
90分のお話の中から２つだけご紹介しますね。
・まだ新人だったナインティナインを
もっと売り出すプロジェクトに
大谷さんが 参加されたとき、
「絶対に売れる」と感じたそうです。
なぜかというと、ナイナイの岡村さんは、
タモリの番組に出たら、
タモリさんが目立つように動く（しゃべる）、
志村けんの番組に出たら、
志村さんが目立つように動く。
もともと面白いし、
これはもう絶対にかわいがられると確信したそうです。
そして、そのとおりになりました。
・「ＨＯＷ」を意識しよう。
たとえば、「どないしたら喜んでもらえるのか」
を考えよということです。
「お金がほしい」「売上を上げたい」
と考えるのではなくて、
「どないしたらお客さんが喜んでくれるのか」と、考える。
さきほどの岡村さんの話も、
結局、これができていたのだと思います。
とても本質的なことですよね！
こうもおっしゃっていました。
「人は、自分を笑顔にしてくれる人を手放さないもんですよ」。
笑いは芸の世界だけのものではなくて、
日常的にみなが求めている
幸せの一つなんですよね！
