きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

感動できなくても感謝はできる

 

こんにちは。

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子です。

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今回のテーマは

「感動できなくても感謝はできる」です。

 

 こちら 
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いろいろなことに感動する私は

「感動のハードルが低い」ことから

気づかなかったのですが、

 

「感動のハードルが高い」

感じる方々のほうが、ずっと多そうなのです。

 

そうした声を受け止めて、

自分なりに考え、

お伝えしていることがあります。

ぜひご覧くださいね。

 

~  ~  ~


ではここからは【おまけブログ】です。

 

挨拶(あいさつ)体質の話

YouTubeを始めた初期のころ、
「挨拶」の動画で言いました。

こちら 2022.8月時点で3,466回再生
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挨拶って瞬発力が必要で、

「あっ」と思った瞬間にしないと、

挨拶にならないんです。

 

相手が通り過ぎてから、

後ろ姿に挨拶しても、時すでに遅しですもんね。

 

また、笑顔で、目を見て、はっきり言わないと、

感じのよい挨拶をしてくれたとは思われません。

 

でも毎日、挨拶していれば、

それがトレーニングになって、

「挨拶体質」になれるんです。


一方、周りが挨拶しない人たちだと、

その環境に染まって挨拶しなくなります。

 

この現象、「感動」も同じだと私は思うんです。

本人の性格による面もあるとは思いますが、

その会社が感動体質だったら、

徐々に、感動アンテナが張られていって、

以前よりは感動体質になっていくと考えています。


実際、取材先で

「ここで働くようになって感謝できるようになった」

「感動ってあるんだなと思った」と聞いていますので♪

 

私から感動が消えて復活した話


私自身は、生まれつき感動体質だとは思います。

仕事柄、冷静な人って思われますけど、
それは部分的なもので、
土台はかなり感情的な人間です。

素敵な人と出会った、花が咲いた、風が吹いた、
いちいち心が動かされ、感動します。

なんとなく、経済的(笑)。


でも、独立する前の7年間は違いました。
マスコミ業界にいたんですけど(1993~99年)
この時期、私の感動体質はかなり息をひそめました。


独立して23年も経っているので今はわかりませんが、
当時のマスコミ業界は
まだバブルの香りがちょっと残っていて、

物事を素直な目で見て感動する記者って
馬鹿みたいに思われる面がありました。

まあ、その斜め目線は必要な部分もあって、
相手の言うことを何でも素直に聞いていたら、
提灯記事(持ち上げて書く記事)になってしまいます。

それは、まともな記者なら絶対、嫌なんですよね。
だから、「本当はどうなんだ?」と、
うがった目で見たくなる気持ちもわかるんです。

で、そういう空気感のせいかわかりませんが、
取材先で「素晴らしいな~」と思うことはあっても、
私は情熱的な表現は抑え、
無意識のうちに冷静になろうとしていたかもです。

マスコミ業界にいた7年間、
振り返ると、ところどころでやっぱり感動していたし
やりがいも達成感もあって、
感動がゼロだったわけじゃありません。

でも、今のように感動して泣くことは一度もなかったです。

それが、2000年1月に独立し、

いろいろな業界の取材が始まり、

顧客より社員を大切にする会社と出会えるようになり、

講演や研修の仕事が新たにスタートして、

自分も受講生としてたくさん研修を受け始めて、

中小企業診断士の勉強も始めて、

出会いや学びの世界がぐぐっと広がると

徐々に、感動体質が復活していきました。

 

最も影響を与えてくれたのは、
やはり、働く人を大切にするいい会社の取材です。
そこにはとても人間らしい感動があった。

インタビュー中に、
相手も私も感動してうるうるきてしまう場面が
珍しくなくなったのです。

一度、影を潜めた感動体質は復活していきました。

で、もともと感動体質ではないと感じる方も、
ゼロはありえないので、
環境がそうさせている可能性は大きく、
途中から育てることはできると思うのです。

感動って押し付けるものじゃないから、
どうしたいかはもちろん本人の自由なんですけどね!


でも日常に小さな感動を得られたら、
幸せに働き生きることにつながると思うんです。


ではではぜひご覧ください。

こちらからどうぞ

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経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

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