こんにちは!
日本では、カタカナ語が飛び交う会話が多いです。
英語じゃない他国はどうなんでしょう?
私は、明らかに浸透している
「コミュニケーション」「リストラ」などは
普通に使いますが、
上の写真(サムネイルと言います)の
右上にあるような、
タスク、エビデンス、デフォルトなど、
わりと私はよく聞くけど、
まだまだ知らない人のほうが多い言葉は
ほぼ使わないです。
今回はそうした理由をお話ししました。
~ ~ ~
ではここからは【おまけブログ】です。
多くの人が知らない言葉を
「みんなが知っている前提で使う」と
知らない人はこんな気持ちになるんだなと
むかし、私は体験したことがあります。
30年も前の話です。
グループでスキーに行ったとき
友達が連れてきた人(同年代)が、
みんなのいる前で私に聞いたんです。
「そのヒエラルキーってどうなんですか?」
30年前ですよ? そんな言葉、知らんがな。
私はとっさに「どこも同じようなもんです」と、
我ながら、うまい逃げ方をしたんです(笑)。
ヒエラルキーとは、
主にピラミッド型の組織階層のことなんですが、
「階層ってどうですか?」と聞けばよくない?
この若い子は(私も同世代で若かったけど)、
ほとんど流通していないカタカナ語を使って、
もし私が知らなかったら、
みんなの前で恥をかくことも考えず
(あるいは確信犯だったのかな?)
ヒエラルキーなんぞの言葉を使ったんです。
感じ悪~いと思ったし、
私はそういうことをしないように
気を付けようって、記憶に留めました。
気を付けようって、記憶に留めました。
~ ~ ~
あと、YouTubeでも話していますが、
私はもともと高卒(進学校じゃないです)で、
エレクトーンの先生になって、
エレクトーンの先生になって、
それから出版社に入って
独立してから7年がかりで
中小企業診断士とMBAを取ったんですけど、
あ、これ自慢じゃないですよ。
何が言いたいかというと、
まったく畑違いのところからやってきたので、
ビジネス系の言葉が全然わからなかった!
ってことが言いたかったんです。
いまでも、「わからない」が
私にとっての普通の感覚です。
ビジネス語については
ある程度、わかるようになった今も、
わからなかったときの感覚が鮮明なんです。
これまでたくさんの物知りとお目にかかって、
世の中には物知りがいっぱいいるけど、
その物知りが知っていることは、
ほとんどの人は知らないってことを
いまなお、感じています。
「人は知らない」が原点だと思います。
~ ~ ~
自分が、講師としてではなく、
受講生として参加するセミナーにおいても、
講師が、世間に浸透していないカタカナ語を
使って話していると、
「わからない人がいるんじゃないかな?」
と余計なことが心配になってしまいます。
なので、毎回やるわけではないけれど、
私が知っている言葉でも「どういう意味ですか」と
知らない体(てい)で聞いたりします。
そのくらい、言葉がわからない時の
人の感情が気になるんです。
~ ~ ~
あと最後に、
私はいろいろなYouTubeを見るし、
音声メディアVoicyなども聞くんですが、
人気の方々って、
最先端にいるんだけど、
わかりにくいカタカナ語は
あまり使われないです。
使うとしても、軽く説明を添えることが多いです。
いろいろなカタカナ語や用語を知っているのに、
人のことを考えて使わない人は
スマートで、優しくて、素敵だなって思います。
知っておくのは大切だと思うけど、
これからも、むやみに使わない路線で私もやっていきま~す。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。