きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

カタカナ語・ビジネス語にご用心

 

こんにちは!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子です。

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今回のテーマは

「カタカナ語・ビジネス語にご用心。

 ~劣等感を生まないために~」です。

こちら。

86 カタカナ言葉.png

日本では、カタカナ語が飛び交う会話が多いです。
英語じゃない他国はどうなんでしょう?

私は、明らかに浸透している
「コミュニケーション」「リストラ」などは
普通に使いますが、
 
上の写真(サムネイルと言います)の
右上にあるような、
タスク、エビデンス、デフォルトなど、
わりと私はよく聞くけど、
まだまだ知らない人のほうが多い言葉は
ほぼ使わないです。
 
今回はそうした理由をお話ししました。


~  ~  ~

ではここからは【おまけブログ】です。
 
多くの人が知らない言葉を
「みんなが知っている前提で使う」と
知らない人はこんな気持ちになるんだなと
むかし、私は体験したことがあります。
 
 
30年も前の話です。
グループでスキーに行ったとき
友達が連れてきた人(同年代)が、
みんなのいる前で私に聞いたんです。
 
「そのヒエラルキーってどうなんですか?」
 
30年前ですよ? そんな言葉、知らんがな。
 
私はとっさに「どこも同じようなもんです」と、
 
我ながら、うまい逃げ方をしたんです(笑)。
 
ヒエラルキーとは、
主にピラミッド型の組織階層のことなんですが、
「階層ってどうですか?」と聞けばよくない?

 
この若い子は(私も同世代で若かったけど)、
ほとんど流通していないカタカナ語を使って、
もし私が知らなかったら、
みんなの前で恥をかくことも考えず
(あるいは確信犯だったのかな?)
ヒエラルキーなんぞの言葉を使ったんです。

感じ悪~いと思ったし、
私はそういうことをしないように
気を付けようって、記憶に留めました。

~  ~  ~


あと、YouTubeでも話していますが、
私はもともと高卒(進学校じゃないです)で、
エレクトーンの先生になって、
それから出版社に入って
独立してから7年がかりで
中小企業診断士とMBAを取ったんですけど、
あ、これ自慢じゃないですよ。
 
何が言いたいかというと、
まったく畑違いのところからやってきたので、
ビジネス系の言葉が全然わからなかった!
ってことが言いたかったんです。
 
いまでも、「わからない」が
私にとっての普通の感覚です。
 
ビジネス語については
ある程度、わかるようになった今も、
わからなかったときの感覚が鮮明なんです。
 

これまでたくさんの物知りとお目にかかって、
世の中には物知りがいっぱいいるけど、
その物知りが知っていることは、
ほとんどの人は知らないってことを
いまなお、感じています。

 

「人は知らない」が原点だと思います。

 

~  ~  ~

 
自分が、講師としてではなく、
受講生として参加するセミナーにおいても、
講師が、世間に浸透していないカタカナ語を
使って話していると、
「わからない人がいるんじゃないかな?」
と余計なことが心配になってしまいます。
 
なので、毎回やるわけではないけれど、
私が知っている言葉でも「どういう意味ですか」と
知らない体(てい)で聞いたりします。
 
そのくらい、言葉がわからない時の
人の感情が気になるんです。
 

~  ~  ~

あと最後に、
私はいろいろなYouTubeを見るし、
音声メディアVoicyなども聞くんですが、

人気の方々って、
最先端にいるんだけど、
わかりにくいカタカナ語は
あまり使われないです。
使うとしても、軽く説明を添えることが多いです。


いろいろなカタカナ語や用語を知っているのに、
人のことを考えて使わない人は
スマートで、優しくて、素敵だなって思います。

知っておくのは大切だと思うけど、
これからも、むやみに使わない路線で私もやっていきま~す。

 

「カタカナ語・ビジネス語にご用心。

 ~劣等感を生まないために~」

 

ぜひご覧ください😊

 

透過.pngこちら
86 カタカナ言葉.png

 
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。



 

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