きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

30年前の『週刊ホテルレストラン』に思うこと

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

先日、実家に行った際、
懐かしいものが出てきました!

 


『週刊ホテルレストラン』1994年11月25日号

母がファイルに保存してくれていました。

30年前!


私は2000年1月にフリーランスになりましたが、
その前は出版社オータパブリケイションズで
『週刊ホテルレストラン』編集部に勤めていました。

オータに入社したのが1993年5月だから、
この特集は、その1年半後に担当したものです。

このホテルの朝食特集の前に、
レディースプラン特集とか、
ほかの特集もすでに担当していたんじゃなかったかな。


名前を入れておいてよかった。そうじゃなければ思い出せなかった。

 

 

ホテルの朝食って、
ランチやディナーよりも
ホテルのランクや品格が出ると言われていました。
中扉にあるように朝食は「ホテルの顔」なんです。

いまもホテルに泊まるとそう思います。
みなさんもそう思いませんか?

この特集では、45店舗の朝食を比較している。
すっかり忘れていたんですけど
結構、力を入れたんだなと思います。

30年後の私が見ると、
なんだこの「ふわっ」としたタイトルは?
中扉を表紙にしたほうがまだまし、とか思うけどーー

 

いまならその理由がわかります。

・担当者(私)にネーミングのセンスがない(≧∇≦)
・編集部みんなで協力してタイトルを練ろう!という考えもなかった
・なぜなら「個人商店の集まり」的だったから。
 ただし総合的な力が付くなど、よいほうに振れることも多かった。
・そもそもタイトルをあまり重視していなかった
・なぜなら、ほとんどが法人の定期購読だから
・よって、ネーミングのセンスも育たない
 (最初に戻り、これがループされる)

 

当時は分かっていなかったことが
こうして客観的に分かるようになりました。

ただ、編集部はみんな一生懸命やってました!
毎週毎週 1冊のホテレスをつくることが
どれだけ大変だったか。

あの頃はそういうもんだと思って
とにかく毎週金曜日に新しいホテレスを必ず出す!
と、みんなそれぞれの仕事をやっていましたが、
「ほんとによくやってた」としみじみ思います。


週刊誌に7年間在籍して独立したから、
月刊の連載を持ったら、あなた、
もう、楽で、楽で。
すっごい楽だな~って思ってました。

ところが月刊に慣れてしまうと、
あっという間にひと月が経つようになり、
楽とは思わなくなっていきます。

人間って…、私って…、怠けようと思えば
いくらでも怠けられてしまうんですね~。

~  ~  ~

 

ところが、
週刊誌で培った習性が残っていたのかどうか、
私は2020年から週刊でYouTube【幸せに働き生きるヒント】
スタートさせまして、
自ら、首をしめております!

でも、対談には素晴らしい方々が登場してくれて
これは本当に楽しくて最高だし、
編集動画でも企業紹介は取材と同じだから
大変でもやりがいがあります。

とにかく自分をちょっと背伸びさせるほうが、
誰のためって、自分のためになるんですよね。
それが誰かのためにもなるならば、
こんなにいいことはないです♡

 

~  ~  ~

 

聞いたところによると、
私の古巣『週刊ホテルレストラン』
2024年1月から
月刊ホテルレストランになったそうです。

週刊が終わってさみしい…とは思わないです。
紙媒体が読まれなくなって久しく、
ここまで続けてきたことがすごい。

1966年に創刊して60年近く続けている業界誌です。
ある日、オンラインだけになる日が来たとしても
残っているだけでもすごいのです。

 

~  ~  ~

 

元週刊ホテルレストラン副編集長で
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

週1回更新の
【幸せに働き生きるヒント】はこちらです!
https://www.youtube.com/channel/UCSFQ8xQk3ccevyHIJxMavDA

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