こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
「ホテル西洋 銀座」http://www.seiyo-ginza.co.jp/から、
来年5月31日で営業を終了するというお知らせが届きました。 
エントランス写真はHPから
銀座一丁目に佇むこぢんまりとした高級ホテル。
「スモール＆ラグジュアリー」という言葉を、
私はこのホテルの取材で覚えました。
ラウンジが好きで、
ホテレス編集部時代は、
ときどき著名人インタビューで利用しましたし、
レストランもプライベートで利用しました。
素敵なホテルウーマンもいらっしゃいます。
たいした貢献はしていないので言う資格もないのですが、
閉じてしまうのは、やっぱりさみしいです。
昨日、ホテル西洋銀座で話を聞いてきました。
母体の「東京テアトル」は、連結ベースでは黒字です。
でも、財務体質の改善が必要ということになり、
ホテルの土地売却が決定されました。
買い主は公表されていません。
新しく別のホテルになる可能性もないそうです。
報道される前日、
スタッフのみなさんに、
社長が直接「閉館」を伝えたそうです。
働いている人にとっては青天の霹靂。
大きなショックを受けられたことは想像に難くありません。
でも一週間経って、
いまは 「残り一年、25年間に培ったすべてを注ぎ込んで、
最後の日までいままで以上に盛り上げていこう」
との思いが生まれているとのことでした。
職場がなくなるって、さみしいことですよね。
私は昔、週刊ホテレス編集者時代に、
ホテレスがなくなる夢を見ました。
普段、忙しすぎると愚痴を言っていても、
いざ、なくなるとなったら夢の中でさえ、とても嫌でした。
読者のみなさんにどうやって伝えればいいのかと悩み、
その時は、ロンドン出張した記事が出る直前だったから、
ロンドンで協力してくれた人に、申し訳が立たないと焦り、
印刷費を自分でかき集めようと走り回っていたら…、 目が覚めました。
そして、会社があって良かったと、しみじみ思ったのです。
ホテル西洋銀座は、
常連のお客さまもたくさんいるだろうし、
素敵な空間だから、働く方々はなおさら切ないことでしょう。
でもだからこそ、堂々と、最後まで、
ホスピタリティを 尽くされるのだろうなと思いました。
これからさよならプランを打ち出していく予定とのこと。
みなさん、どうぞ足を運んでくださいね！
レストランも、高級からカジュアルまでありますよ♪
ホテル西洋銀座のオリジナル「銀座マカロン」 （写真はHPより）
ラム酒の利いたレーズンとバタークリーム♡
私はこれが一番好き♪ http://www.seiyo-ginza.co.jp/news/cakeshop_004.html
ホテル内のフレンチレストラン「レペトワ」
ここの「温かい自家製スモークサーモン」は、
厚くてスモークサーモンの概念を超えた美味しさ。ぜひ♡
旅館の女将さん５５人の胸の内、
『おもてなしの原点 女将さんのこころ その一』
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