こんにちは。
お暑うございます🍉
今日のテーマはこちらです。
セミは1カ月生きる ~常識を疑う力~
2年前の2019年6月に紹介された
この記事をご存じですか?
↓
これを読んだとき、
私はホントにホントに
すごいな~~~と思って、
以来、夏になると思い出します。
小さな頃から、
「セミは1週間しか生きられない」
って聞いていませんでしたか?
土の中で7年も過ごすのに、
地上に出たら7日間で死んでしまうと。
「なんという人生だ」と
子ども心に思ったものです。
けれども、
当時、高校3年生の植松蒼さんは、
常識を疑い、研究した。
捕まえたセミの羽根に
油性ペンでマーキングして、
後日、捕獲する方法で。
その結果、
「最長生存確認記録は
アブラゼミが32日間、
ツクツクボウシが26日間、
アブラゼミが32日間、
ツクツクボウシが26日間、
クマゼミが15日間だった」(山陽新聞)
すごくないですか?
いや、どちらにしても
セミの人生は短いです。
でも、
「7日間に決まっている」という定説を
「そうとは限らない」と、くつがえした。
ここがすごい!
考えてみれば、
すべてのセミがぴったり7日間で
死んでしまうわけはないですよね。
人間だって、猫だって犬だって、
寿命にはばらつきがあって当然。
昆虫のセミだって、
個体によって違うのは自然なんだけど、
誰も調べようとしなかった。
~ ~ ~
これで思い出すのは「歯」の話です。
紀元前の大昔、
人間の歯は、女より男のほうが多いと
信じられていました。
歯の数は男女とも同じなのに、
誰も「数えてみよう」と思わなかった。
哲学者アリストテレスですら、
女の歯は男より少ないと本『動物誌』に書いています。
口の中を覗くだけで真実が分かったのに、
当時の常識を信じてしまっていたんです。
~ ~ ~
常識を疑う力。
閉塞感がひたひたと蔓延する現代に
必要な力だな~と思います。
セミの鳴き声が奥深く聞こえるようになった
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。
瀬戸川礼子でした。
ではまた~
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心に残るお話です。
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