『ティール組織』の解説と監修者・嘉村賢州さんの
「嘉村塾」1回目に行ってきました。母体は「天外塾」です。
やっぱり面白い!
組織の進化の変遷を色で例えた時、
最先端とされるティール(青緑色)は、
階層や力関係ではなく、
信頼で人々が結びついているのが特徴の一つ。
「仕事なんだから感情を持ち込むな」
なんて不自然な考えもしないんです。
私も拙著 『「いい会社」のよきリーダーが大切にしている
7つのこと』の5章で、感情に触れています。
「よきリーダーは、仕事に感情を持ち込む」と。
本当に大事なんです。感情という存在に着目するのは。
感情にふたをして、理性だけで生きるのは
本人が不幸だし、
こういう機械的な特訓を受けた人が、
定年になって家庭や地域に放たれると…悲惨です。
『ティール組織』は写真のような分厚さですが、
世界で約35万部、日本では5万部(昨年9月時点)
売れているそうです。
こんなにニーズがあるなんて、
いろいろな意味ですてきです!
長い間、働く人の幸せについて
いろいろな会社のことを書かせてもらってきて、
やっと、こういう自然な在り方を「いいね!」
とする時代が見えてきたのが本当にうれしい。
経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。
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