きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

中小企業診断士になっても絶対にやらないと決めていたこと  ~試験監督の優越感は恥ずかしい~

 

おとといアップした
youtube【幸せに働き生きるヒント38th】。
 
Solo Travel Hacks (68).png

 

動画では言わなかったことを
追加で書いておこうと思います。
(私は2008年に診断士登録しました)

 

今回のブログのテーマは
 
中小企業診断士になっても
絶対にやらないと決めていたこと  
~試験監督の優越感は恥ずかしい~

 

私は、
「中小企業診断士になっても絶対にやらない」
と決めていたことがありました。

 

それが、試験監督です。



test_shiken_businesswoman.png
↑ こういう風に(なんか私に似てる😊)
一生懸命、試験を解いている受験生を
上から見下ろし、監視する役目です。



ベテランの人だけでは足りないみたいで、
毎年、合格1年目の人から募集するんです。

 

有志で一緒に勉強していた人の中には、
優越感を得るために、
「合格したら試験監督をするのが夢」
と、言う人が結構、いましたけど、
それを聞いた私は心の中で、
「下品だな」って思っていました。
(↑ むかしの話だから書いてしまおう)

 

私はいくつかの有志の勉強会に入っていて、
同じように複数の勉強会に顔を出している人が
少なくありませんでした。
ということは、何十人もの勉強仲間がいたわけです。

 

よって、試験監督になったら、
去年まで一緒に勉強していた人を
監視することになる可能性があります。
それはわりと高い確率です。

 

実際、私は受験生のときに経験しています。
親しい人じゃなかったけど、
一緒に勉強した人が、
試験監督になって私を見下ろしていた。

 

その人は優越感を覚えたでしょうか。

 

私は合格してもそんな優越感はいらないし、
もっと言うと、
そういうことに優越感を覚えるのは
恥ずかしいことだと感じました。
いまも、そう思います。

 

中小企業診断士の試験に限らず、
たいていどんなことについても、
優越感を持つのは……。



診断士の勉強過程では、
このように、知識以外で気づいたことが
たくさんありました。

 

「優越感」について気づけたのは
とても大切な学びだったと思います。

 

もちろん、誰かが試験監督をやらないと
監督者が不足するでしょうし、
必要な仕事なんだろうとは思います。
日当が必要な人もいるだろうし、
全員が優越感のためではないはずですが…。

 

優越感が好きなグループと、
優越感が恥ずかしいグループと、
世の中は2つのグループがあるのかもしれません。
優越感をまったく感じないのは
人間として無理だと思いますが、
あからさまにしないということですね。
私が出会ってきた、すてきな経営者・リーダーは後者ですし、
診断士に企業コンサルをお願いする立場で考えたら、
試験監督で優越感を覚えるタイプならば、
人の会社をコンサルすることに対しても優越感を覚えるはず。
そんな人には頼みたくない、と思うのが普通じゃないかな?
私はそう思うのです。

 

愛の経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。

 

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