2019年10月10日。
最後の寄港地は、ギリシャのカタコロンです。
このワンピースは旅の途中、ベネチアのブラーノで買いました
友だちが持ってきていた『地球の歩き方 ギリシャ』最新版に
カタコロンは一行も載っていなかったけれど、
ここはオリンピック発祥の地・世界遺産のオリンピア
という大きな見どころがあります。
来年は東京オリンピックですが、
始まりは紀元前8~9世紀だそうで、
大変な歴史が世界各国でつむがれているのでした
(近代オリンピックは1896年から)。
到着して最初に思ったのは、
オリンピックとは関係のない、「わあ~緑!」でした。
今回の旅はたまたま、
ベネチア~ドブログニク~コトル~サントリーニ島と、
木々が極端に少ない街ばかりだったので、
久しぶりの緑にときめき、癒されました。
はるかカタコロンの地で、植物の偉大さを知る。
たわわに実っていたオリーブ
オリンピアは遺跡というだけあって、
かつての宮殿はかなり朽ちていますが、
想像力をフル動員させると、
過去の輝かしい時代がおぼろげ~に浮かびます。
この日は10月10日。
奇遇にも日本の(昔の)体育の日に
オリンピック発祥の地に来られたことに、
不思議な縁を感じました。
古代の人たちは、ここでどんな暮らしをしていたのでしょう。
もしもタイムスリップして古代に行ったら、
どんな感覚になるでしょうね。
数学も天文学も農学も医学もわからない私は
何の役に立てるだろう。
「よきリーダーの在り方」について研修をするとか?
オリンピアでは途中、雷雨に。
友だちと大きな樹の下で雨宿りしたのもいい思い出です。
走り、光り、鳴り、降り、語り、楽しかった!
最後は港近くの商店街でショッピング。
革製品が良質で安くて大満足でした。
この赤い革のジャケットを「着るだけ着てみて!」と盛んに進められ、
確かに軽くて上質でしたが、やめておきました(≧∀≦*)
講演に着て行ったらどんな感じになったかな(笑)
その下のサンダルを買いました。
アクセサリー店も多くありました。安物ではなく、良いものが。
前日のサントリーニ島では買い物の時間がなくて未練だったのと、
お店の方々が笑顔だったので、
気持ちよくお財布の紐がゆるんでしまった。
請求が怖い(笑)。
港から町を望む。
バスの車中からみた石材屋さん。木ではなく、石なんですよね。
神さまTシャツ。父へのお土産。
帰国後、母から
「オリンピアでトラックを走りましたか」とLINEが。
『深夜特急』(沢木耕太郎著)の中に、
オリンピアのトラックを走ってみたと書いてあったよね、と。
ああ、すっかり忘れていたし、
園内は広く、時間は2時間と限られ、
遺跡だけで終わってしまった。残念。
広い園内。どこにいたのか、これを見てもわかりません。
でも、「走ってみたかったな」という叶わぬ想いは、
かえって記憶を鮮明に残させる。
だから、それはそれでよしとしよう。
旅人の瀬戸川礼子でした。
◆2019年10月に行ってきました、
イタリア~クロアチア~モンテネグロ~ギリシャ
の旅ブログは下記をご覧ください。
イタリア・ベネチアの「メストレ駅」とスーパー「SPAR」
https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201910article_2.html
イタリア・ベネチア本島ひとり旅 ~迷宮・ラビリンス~
https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201910article_4.html
イタリア・フィレンツェひとり旅
https://76653926.at.webry.info/20191016/index.html
イタリアのベネチアングラス発祥の地「ムラーノ島」へ
https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201910article_7.html
イタリアのカラフルでキュートな「ブラーノ島」
https://76653926.at.webry.info/20191018/index.html
クロアチアの世界遺産の都市・ドブロブニク ~魔女の宅急便の舞台~
https://76653926.at.webry.info/20191021/index.html
モンテネグロの世界遺産のまち「コトル」
https://76653926.at.webry.info/20191023/index.html
ギリシャの美しい高級リゾート「サントリーニ島」へ
https://76653926.at.webry.info/20191025/index.html
ギリシャのカタコロン(オリンピック発祥の地)
https://76653926.at.webry.info/20191027/index.html
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