きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

2019ベネチア旅行記② 本島はラビリンス

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。


イタリア旅行記です。

2019年10月1日。ベネチア本島ひとり歩き。


ホテル近所のメストレ駅→サンタルチア駅まで、

ひと駅1.35€ (約160円)。

自販機の買い方が分からず、

後ろのイタリア人カップルに助けてもらう。

 

機械は反応が遅くて行列ができるけれど、

クレジットカードが使えて便利。

 

ここに来たら歌わなくちゃ。

「サンタ~ル~チ~ア~♪」と、

周りにばれないように小さく歌いながらサ

ンタルチア駅を降りて外に出ると、

 

タラ~ン。

ここはかのベネチア。

光差す運河が目前にきらきらと流れ、ドラマチック。

 

いつか来たかった場所に私はいる。

地図を見ず、Google先生にも頼らず、橋を渡って、

気の向くままにサン・マルコ広場を目指す。

 

まさしく水の都。

街の至る所に運河が流れ、

素敵なゴンドラが行き交う。

水上バスに水上タクシー。

マイカーならぬマイボート。水と共に暮らす街。

 

 

 

ここで生まれ育った人には日常だろうけれど、

毎日、世界中の観光客が近所を歩き回り、

家や窓や、洗濯物まで写真を撮りまくる。

 

そのうちの一人が言うのもなんだけど、

自分だったらストレスだなあ…と思いつつ、

カメラを向けずにはいられない私を許して♡

 

街の至るところにかけられた橋は、

下を船が通れるように半円型になっているので、

ベビーカーをひくお母さんやお父さんは大変そう。

 

 

 

 

 

けれど、この美しさの中に生きることは、

きっと誇らしいんだろうなと考える。


ずっと前にいったイギリスでも思いましたが、

ヨーロッパは菊の使い方がおしゃれ。


11時から歩き始めて3時間以上。

ラビリンス(迷宮)をさまよい続ける。

 

教会の石段で休みがてら、

持ってきた『夜と霧』を読む。

 

本の言葉をリフレインして空をあおぐと、

なんと、対岸にサン・マルコ広場の塔が見えるではないですか。

いつの間にか、とんでもない遠くまで来てしまった。

 

ざっくりした看板。きらいじゃない(笑)

 

川向うまでぐるりと歩くと40分以上かかりそうなので、

(というか歩きでは迷宮入りで辿り着けないと思う)

水上バスでショートカットして、さくっと広場に到着。

 

 

 

 

サン・マルコ寺院は長蛇の列なので、

入るのはやめて外に座り、小1時間、人々を眺める。

 

どんな人が、どんな格好で来ているんだろう? 

旅行前に、どんな服を持っていこうか

迷ってパッキングしたけれど、

私も含めて、大した格好はしていないもんだね。

 

 
カラフルな色のほうが着ていて楽しいし、写真に映えますね。

 

夕日が寺院にあたり、まさにまぶしい美しさ。

目に焼き付ける。


途中、手作りの洋服店で

エメラルドグリーンのウールの服を買う(写真=着ました)

地産地消の良質なものを買えた。

着るたびにうれしく思い出せる。

 
仮面、怖すぎる(笑)



ガイドブックに乗っていた海鮮のお店には辿り着けず、

小さな広場の小さなテラスで食事。

トマトのスパゲティと海老サラダ、ガス入り水。

 

地元の子供達の遊ぶ声が聞こえる。

犬を連れたおじいさんはずっとここで生きてきたのかな。

夕方の鐘がカランカランと鳴り響く。

 

街そのものが芸術のような美しい場所にも、

物乞いのおばあさんやおじいさんや若者がいた。

1日で5人は見たと思う。

 

 

 

 

 

そんな光景も思い出しながら、

テラスでまた少し『夜と霧』を読む。

翌日10月2日はフィレンツェひとり旅を楽しみました!

https://76653926.at.webry.info/20191016/index.html

 

旅人の瀬戸川礼子でした。

 

◆2019年10月に行ってきました、

イタリア~クロアチア~モンテネグロ~ギリシャの旅ブログ全9回

 


「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと
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