2019.10.2
ベネチアから特急で2時間のフィレンツェへ。
無計画でふらっと来ました。日帰り旅行です。
地図をツーリストインフォメーションでもらい、
ついでにおすすめルートを聞く。
がしかーし、観光客のための窓口なのに、
なぜそんなに不機嫌そうなの?
まあここはその気持ちを切り離し、
楽しい観光へ出発!
まずはフィレンツェ最古の橋「ヴェッキオ橋」へ。
再建されていますが、目を惹く可愛らしさ。
すると、厚い雲がどんどん空を覆ってきました。
予報どおりの雷雨に。光と音を感じつつ、石のベンチで雨宿り。
ここはGirolami Paraceの回廊です。
昔の人もこうして雨宿りしたに違いありません。
雨を見つめながら、
〇〇をどう進めようとか、
あの人にどう打ち明けようかとか、
考えることの根本は、
現代とさほど変わらないのかも。
この回廊で声をかけられ、
絵描きのビット―リオさんに顔を描いてもらいました。
「Japanese?」と話しかけられたときは
「あやしい」と警戒しましたが、
伝わってくる雰囲気はまったくあやしくない。
一度、バイバイしたのですが、
ここは思い出に描いてもらおうと思い、
「やっぱりお願いします」と戻る私。
ビット―リオさんとは拙い英語(私が)ながらも
経済の話をしたり、互いの仕事の素晴らしさを語り合いました。
完成の記念撮影。
それで実は…、
筒状にしてピンクの新聞紙 ↑ でくるんでもらった絵を
駅まで大切に持ち歩いたのに、
最後の最後、ホームのベンチに置き忘れてしまった(涙)。
気づいたのは電車の中で、もう後の祭り。
ビット―リオさんに申し訳ない…。
写真を撮っておいて本当によかった。
それに、
持って帰ってどこかに仕舞い忘れる絵ではなく、
失ったからこそ、鮮やかな残像が心に焼き付きました。
このブログをたまたま見て、
たまたまビット―リオさんに絵を描いてもらった方は、
どうか失くしたことは言わないでくださいね~。どうか。
彫刻のように動かないパフォーマーにお金を入れると
一緒に写真を撮ってくれる。観光客同士で撮り合いしました。
このときはまだ絵(筒)を持っています。
路地の小さなレストランでランチ。
アーティーチョークとチーズのサラダ(手前)と、
ツナとレモンのパスタ。計15€で安かった。
ランチの後は、近くの八百屋さんでラズベリーを買って食べ歩き。
(3€=360円)※1€(ユーロ)は121円(手数料込み。19年秋)
時計店だから当たり前だけれど、こんなに時計があったら、
時間が速く過ぎてしまうんじゃないか、なんて思う。
うーん、この気持ちはなんだろう。
確かぴったりの日本語があったはず。
えーっと、えーっと、
そう!
それはもう、これしかない。
ひとことで表すなら、
もう、ほんとに、
「あきれた!」(笑)すごすぎて。
経営ジャーナリスト時々旅人の瀬戸川礼子でした。
◆2019年10月に行ってきました、
イタリア~クロアチア~モンテネグロ~ギリシャの旅ブログ全9回
☆今回の旅の序章
海外ひとり旅 のち 仲間旅 2019 - きれいごとでいこう!