2019年10月9日。
ギリシャのサントリーニ島へ。
赤い岩肌の「レッドビーチ」にて
サントリーニ島は、
むかーしむかし、大爆発の末にできたカルデラの島。
あこがれの白い壁と青いドーム屋根の街は、
断崖絶壁の上にありました ↓
私たちはロープウェイ(片道6ユーロ)を利用しました。
(車では行けません)。
窓口は外貨交換所も兼ねていて、
日本円で支払うことができました(両替のみはNG)。
珍しいロバタクシーもあります!
私たちの滞在時間は7時間ちょっと。
トーマスさんが運転する観光タクシーにみんなで乗って、
いくつかのスポットを回ってもらいました。
トーマスさんはお見受けしたところ60歳くらい。
子どもたちは全員巣立っていて
奥さんと首都アテネに暮らしていたけれど、
アテネには仕事がないので、
観光地のサントリーニ島でドライバーの職を得たと。
奥さんはホテルで働いているそうです。
2010年に経済が破綻したギリシャ。
聞いては悪いかな?と思いつつも
現地で聞くチャンスなので、
「経済はどうですか?」と聞いてみました。
すると、「…getting better, We need a time…」と。
少しずつ良くなっているけど、時間が必要とのことでした。
首都に住む人が、地方の島に出稼ぎに来ているのだから、
そういうことですよね。
答えてくださってありがとうございます。
俯瞰するとカルデラの島という雰囲気が伝わります。
木々がとても少ないです。
高級ホテルや素敵なショップが軒を連ねる街「イア」。
もっとゆっくり見たかったけれど時間がありませんでした。
観光客でびっしり。夏は歩けないほど混雑するそうです。
イアからの景色にうっとり。
ポスターなどで知られる写真スポットはここ。
インドネシアからのマダムたちが、
真っ青な衣装を身にまとい、次々と撮影会をしていました。
魅力的なドア。ホテルの入り口のようです。
お土産屋さん。「目」は魔除けのお守り。
ギリシャと海を隔てたお隣・トルコでも有名です。
どこもかしこも目を奪われ、予定時間がのびるのびる。
巻き巻きのスケジュールに。
冒頭のレッドビーチ。
レッドビーチで焼きとうもろこしを食べました(3ユーロ=360円)。
お醤油は使っていないはずなのに、日本の縁日とほぼ同じ味。
素焼してお塩をふって美味しくいただきました。
ランチはトーマスさんお勧めのレストラン「FORTY ONE」で。
食事もロケーションも最高! おすすめ!
レストラン「FORTY ONE」は海沿いのお店。
こんなに素敵なセッティングがなされています♡
最後に、古い町並みを歩きます。
くねくねと続く細い道の両脇に、白い壁とカラフルなドア。
ここは夢か現実か―。
この魅力的な町並みを動画に撮って、
FBでシェアしようとスマホを向けていたら、
通りすがりの住民らしきお兄さんが言いました。
「Hey,☆#& Greece*%*@…、watch, your eyes」。
お兄さんはこう言ったはず。
「せっかくギリシャに来たんだから、自分の眼で見なよ」。
いや、そう、あなたの言う通り。
自分の目で見ること、そして感じることがいちばん大事だよね。
iPhoneを喜ばせるために旅してるんじゃないしね。
でもまあ、言ったら、私、自分の目でしっかり見てるし、
ほかの街でもまた撮るけどね(笑)。
だけど、言ってくれたことは忘れません。
ありがとう。
エフカリスト(ギリシャ語でありがとう)。
所々でカメラマンの仲間がみんなを撮影してくれました。
サントリーニ島は素晴らしい景色のオンパレードで、
一人一人、たくさん撮ってもらったんだけれど、
そのときのみんながより一層輝いて見え、
いつか思い出したときに泣きそうだなって思ったりして。
今回は時間がなくて叶わなかったけれど、
イアからの夕映えや夜景はさぞ美しかっただろうなあ。
軒を連ねる素敵なお店でもっとショッピングしたかった。
レッドビーチの浜辺でくつろぎたかった。
夕食もサントリーニ島でみんなで食べたかった。
このショール、まさに好みだったけれど、
お店に入る時間がなくて買えませんでした。ホント残念。
さまざまな未練が残るほどに、
サントリーニ島、素敵な島でした。
また、いつか。
旅人の瀬戸川礼子でした。
◆2019年10月に行ってきました、
イタリア~クロアチア~モンテネグロ~ギリシャ
の旅ブログは下記をご覧ください。
イタリア・ベネチアの「メストレ駅」とスーパー「SPAR」
https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201910article_2.html
イタリア・ベネチア本島ひとり旅 ~迷宮・ラビリンス~
https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201910article_4.html
イタリア・フィレンツェひとり旅
https://76653926.at.webry.info/20191016/index.html
イタリアのベネチアングラス発祥の地「ムラーノ島」へ
https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201910article_7.html
イタリアのカラフルでキュートな「ブラーノ島」
https://76653926.at.webry.info/20191018/index.html
クロアチアの世界遺産の都市・ドブロブニク ~魔女の宅急便の舞台~
https://76653926.at.webry.info/20191021/index.html
モンテネグロの世界遺産のまち「コトル」
https://76653926.at.webry.info/20191023/index.html
ギリシャの美しい高級リゾート「サントリーニ島」へ
https://76653926.at.webry.info/20191025/index.html
ギリシャのカタコロン(オリンピック発祥の地)
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