きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

20大雇用百年塾 ゲスト松村道生さん


障がい者や障がい者雇用のことを考えてみよう
という目的で行なわれる「20大雇用百年塾」
昨日、アイエスエフネットグループの川崎FDAで開催されました。
主催者は同FDAの成澤俊輔さんです。 https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201407article_17.html

1年目の塾長は高野登さん。
2年目は私が塾長を仰せつかりました。全5回シリーズです。

昨日のゲストは松村道生さん
全盲であることを個性や文化として、
現在はインクルーシブデザインに携わっていらっしゃいます。

インクルーシブデザインとは、
デザインの過程から除外されてきた障がい者・高齢者・外国人などを
デザインプロセスのスタート時点から巻き込んでいく手法
です。

身近なものでは、シャンプーとリンスの区別がつくように、
リンスのボトルにギザギザを付けたデザイン。
障がいの有無にかかわらず有効ですよね。
先駆者の花王は、世間に広まるよう特許を取らなかったそうです。

松村さんが取締役を務める
㈱インクルーシブデザイン・シリューションズでは、
このデザインを広めるための取り組みをさまざまされていて、
デザインワークショップも開催されています。 http://i-d-sol.com/taikenkai/

写真は、松村さんが取り入れてくれたワークショップのひとこま。
目をつぶり、数字を声に出さないで、
誕生日順に席を並べ替えるんです。しかも2分以内に。
たくさんの気付きがありました。
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「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」にも携わってこられた松村さん。
これは、最後まで目が慣れることのない真っ暗闇の中に、
たとえば家や道などが作られていて、
視覚以外の能力をフル稼働していろいろな体験をするものです。
私は6年前に行きました。
そのときの設定は夏。井草の香り、虫の音、水の冷たさ、人の声、
懐かしい田舎のおばあちゃんの家、青い空、太陽の光…。
不思議なことに思い出すのはカラーの情景なんですよ。
ここに行かないと絶対に体験できないのでおすすめです。
東京(外苑前に常設)と大阪に会場があります。 →http://www.dialoginthedark.com/did/

松村さん、楽しく学びあるお話をありがとうございます!
2年目となった「20大雇用百年塾」
次回は来年1月16日(金)です。
主催のFDA成澤俊輔さんと、私は毎回参ります。
とてもいい時間なので次回のご参加お待ちしています♪

写真左は松村さんと一緒に。
川崎FDAのみなさんが書いてくれた色紙を持って。

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経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。