こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
「帝国ホテル懇親会」に行ってきました。
毎年、この時期、恒例の会です。
古巣のオータパブリケイションズからも社長をはじめベテラン記者と、
OG,OBが記者として来るので、ちょっとした同窓会も楽しめます♪
私たち記者のために、お料理も装飾も最高ランクのものを
用意してくれることへの感謝と、
それとちょっと申し訳ないような気持ち。
去年は3月9日に行われました。
2日後に東日本大震災が起こるなんて
夢にも思っていませんでした。
震災当日、ほとんどのホテルはそうしましたが、
帝国ホテルも帰宅難民を受け入れました。
シェフもスタッフも徹夜して、
翌朝、2000人分もの温かい野菜スープをふるまいました。
乗降客を構内から寒空の下に追い出したJRとは雲泥の差ですね。
ホテルは大切なインフラである、と改めて思いました。
帝国ホテルと提携している
「ハレクラニホテル」(ハワイ)GMのスピーチ。
震災の日、ちょうど帝国に滞在していた氏は、
日本人の思いやりや 行動力に感銘を受けたと言います。
「あのときの感動をわたしは一生 忘れることはないでしょう」。
隣は帝国ホテルの小林哲也社長。
ではここからは、お料理と装飾をお楽しみください♪
桜の花の飾りが埋め込まれた見事な氷細工。
海老のすり身のゼリー寄せ♡
ローストビーフです。
普段あまりいただかないのですが、
シェフのおすすめで一皿取りました。
スミマセン、最高でした おかわりもしてしまいました。
すべてのお料理が完食されることを、
切に、切に、願いました。
いろとりどりのフルーツを飾る装飾も氷細工です。
こちらは初公開の、帝国ホテルの財産。
初代料理長、吉川兼吉氏が手書きした、
素晴らしい達筆。
フランス語を漢字に当てはめて一生懸命書かれています。
素人が見ても、胸を打ちます。
2009年に、吉川家がレシピの存在に気づき、
帝国ホテルに寄贈してくれたそうです。
それまではホテルでさえ、
吉川氏の下の名前が分からなかった、と。
100年以上も眠っていたレシピとともに、氏の偉業が明らかに。
厨房はとりわけ興奮されたことでしょう!
初代料理長・吉川兼吉氏(1853~1935)。
そろそろパーティもおひらきの頃。
人もまばらになってきました。
左のエッフェル塔(東京タワーと言ったのは誰ですか?→私です)
何でできているでしょうか?
にんじんです!
プロの技を堪能させていただいた2時間でした。
ありがとうございます。感謝☆
<耳より情報>
初代料理長・吉川兼吉氏のレシピを、
現在の総料理長・田中健一郎氏が料理する
正統派フランス料理の夕べが開催されます。
4月27日(金) 18:30~ 3万5000円です。
私も楽しみます。想像の世界で
====