こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
取材先の「南三陸ホテル観洋」を後にして、岩井崎へ。
写真は、津波に絶えた「龍の松」です。
気仙沼の岩井崎に現れて、知られるようになりました。
南三陸や、ここ気仙沼は、
岩手ほど北ではなく、面する海も太平洋なので、
通年では、雪はそれほど降らないそうです。
でも、この日は寒波で、珍しくたくさん雪が降りました。
吹雪の中、たたずむ龍の姿は、
悲しくも堂々としていました。
龍のすぐ近くにある「琴平神社」は、
震災の被害がありませんでした。
せっかくなのでお参り、
ちょっと社務所を覗かせていただいたら、
神職さんがご親切に家に上げてくださり、
温かい部屋でお茶とお菓子をご馳走になりました(*^_^*)
干支の話など、お話も聞かせてくださって
ありがとうございます。感謝
日本各地にある琴平神社(金毘羅さん)の神さまは海の守り神。
龍の松がなおさら感慨深く思えました。
この後、仙台へ戻ろうとしたらカーナビがおかしくなってしまい、
全然ちがう道を案内され、気付いたら岩手(思いっきり逆!)
吹雪の中、ハラハラドキドキでした…。
たまーに対向車を見つけると、
逃がしちゃいけないという思いで、
仁王立ちになって車を止めて、
雪だるま状態で道を聞くこと数回。
どなたも親切に教えてくださるのですが…、
頭がついていかず、ほとんど理解できない私
夕方には仙台で私の講演会があるのに、
間に合わなかったらどうしよう…。
なんとかかんとか、大きな通りを見つけ、
ダンプカーの後ろを、トロトロ、トロトロ、がまんして走り、
仙台へまっしぐらの三陸道へ入りました!
そのとたん、太陽がきらきら出てきて、車の流れがすいすい進み、
講演の1時間前に会場入りできました!
結局、東北に助けられました。
みなさま、こんな雪はめったにないので
安心してぜひ東北へ行かれてくださいね。
春の緑はきれいですよ。
岩井崎は一番上の赤丸のところです。
ここから小1時間、北上すると、陸前高田の一本松があります。
南三陸ホテル観洋の定期的な取材記事の執筆によって、
東北応援を続けさせてもらおうと思いをさらに強くした、
経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。
2012/07/15の「ホテル観洋」訪問記はこちら↓ https://reikosetogawa.seesaa.net/article/201207article_4.html
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ホテル観洋の女将・阿部憲子さん、
宝来館女将・岩崎昭子さんもご紹介しています。
(ともに、赤い表紙のその一にご登場)
『おもてなしの原点 女将さんのこころ』